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右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

北白川から比叡山を行く : 京都一周トレイル <前編>

宇治川マラソンでの坂道失態がずっと頭に残っていて、これは登りを走らなきゃなと思い…行ってきました比叡山!(ウソ。山走りたかっただけー) 実に10ヶ月振り、比叡山インターナショナルトレイルラン以来のお山でした。

今回は銀閣寺の北にあるバプテスト病院の横から入りJR坂本駅に抜けるルート。頂上付近はいくつかルートがあるんだけど、延暦寺は通らず下ろうと思います。

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▲北白川のバプテスト病院。実は僕の産まれたトコでもあり、娘が産まれたトコでもある思い出の病院。

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▲駐車場の脇にある道から入山します。

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▲登山口からすぐそこにある地龍大明神。必ず挨拶と無事祈願をする。

このルートは京都一周トレイルという京都市内をぐるりと一周できるトレイルの一部。伏見桃山から大文字山比叡山を経て大原、鞍馬、高尾、嵐山まで抜けることができる約80キロのロングトレイルのうち、東山コースと呼ばれるところを走ります。

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▲京都一周トレイルのコースは右だけど、いきなり無視して左ルートから瓜生山経由でいきます。

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▲こっちのルートは最近人が入ってないのか、かなり荒れてる。

しばらく行くと白幽子という仙人(江戸時代の書家)が住んでいた巌窟や彼が使っていた井戸があります。

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▲白幽子が使った井戸。言われないとわからない。

 日本の臨済宗鎌倉時代栄西によって伝えられたものですが、江戸時代に臨済禅として再建した人物が白隠禅師。その人に「内観の法」を伝授したのがこの白幽子だそうな。最近何かと流行りの禅の聖地ですな。

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▲この場所で伝授したと言われてます。

 そこからしばらくいくと石切場があります。大文字山のあたりもそうだけど、ここ北白川付近は火成岩が多く取れる場所で、京都だけに灯篭、庭石、石仏、石鳥居などなど需要がたくさんあって、かなり栄えていたそうです。

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▲「白川石」というブランドがあったみたい。

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▲ここから瓜生山の山頂にかけて何体か石仏があります。白川石かしらん。

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▲瓜生山頂。

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▲山頂を下るとすぐに右へクルッと折り返します。以前、そのまままっすぐ進んでしまい詩仙堂の裏手に出てしまった。

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▲倒れた大木の上を通る。ちょっと危ない。

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▲しばらくは路面も傾斜も走りやすくて気持ちいい!

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京都市内を見下ろす。えぇ天気やないか!

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▲基本登りだけど足裏にも優しいステキな登り。

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▲林道に出た!

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▲ここでチョコ休憩。暑くなったのでパーカーも脱ぐ。

この林道までは土が基調の比較的穏やかな路面で枯葉もフワフワ、裸足にはもってこいの状態。比叡山への裸足登山は初だったけど、全然走りやすいー。と、ここで調子に乗ったのが後々ひびいてきます。

それはそうと、この林道は整備された砂利道。正直キツい…!近所のガレージ走ってるのと変わらんやないか。そんな状態が約1キロ。誰にも会わなかったから良かったけど、かなりヘッピリ状態でした。

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▲先ほどとは打って変わって足裏に厳しい!

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▲石鳥居発見!林道はここまで。やっとかー。

林道を抜けるとせせらぎが聞こえる。そのまま下って谷に出たら3つの沢を越えてアップダウンを繰り返し水飲対陣跡まで進みます。「水飲」というのは地名で、ここで陣をはった千種忠顕さんが亡くなった場所のことらしいです。南北朝時代のお話。

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▲谷底に到着。ここからいくつか沢を越えます。水キレー!

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▲水飲対陣碑がある四辻。ここから本格的な登りが始まる。容赦ない!

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▲まずは丸太階段を登りきる。

この辺りに「浄刹結界跡」という石碑が立ってて、ここから比叡山ですよ〜という目印で、かつては女人禁制だったみたい。そういや坂本に下るとこにも同じような石碑があったなぁ。
どうでもいいけど、今朝はお腹の調子がイマイチで出発前にトイレを済ませて来たものの、途中の南禅寺でもう一回もよおすというゆるい状態。でも山を走り出してからはお腹のゆるさも気にならず、そういやふくらはぎの筋肉痛も気にならない。トータルでコンディションは悪くない。

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▲結界跡近くのお地蔵さん。頭が四角い石になってる。

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▲登る!

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▲さらに登る!

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▲まだ登る!

今登ってる場所、比叡山インターナショナルの時には逆から下ったコース。スタート直後ということもあって、むっちゃ飛ばした記憶がよみがえる。その後、足つったけど。

この辺りまでちょこちょこ走りで登って来たけどもう限界。足重いし息も白い。

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▲ちょっと休憩。そこからの眺め。景色良い!

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▲まだまだ登る。

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▲朝日に向かって登る。誰もいないし、独り占め感あり。この瞬間こそ贅沢。

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▲木漏れ日が気持ちいい!

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▲とは裏腹にこの辺りから石が多くなる。痛い。

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▲木の根がすごい。もうちょっと登ります。

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▲最後の丸太階段!

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▲左に行くと京都一周トレイルのコース、今回は右に。

ここを左に行くとケーブル比叡の駅があって、そこからの景色もまた絶景。普段はそこでトイレ休憩をとりつつエネルギーを補給します。ちょうど東山コースから北山コースへシフトするのもこの辺り。ただ、そのまま行くと砂利道を通らないといけないし、延暦寺を通らないと坂本方面へ下れないので別ルートへ。

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▲丸太から石段になった。冷たい。

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▲このあたりで標高700mくらい。石だから冷たいんじゃなくて地面が凍てついてる。

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▲日陰にはまだ雪が残ってる!そりゃ冷たい。

 雪の小道を抜けるとスキー場跡地に出ます。2年ほど前まで使われなくなった休憩所とか施設の建物が廃墟になって放置されてたけど、すっかりキレイになってました。スキー場をつっきって向こう側に出ると北山コースに合流してしまうので、アスファルトの側道を上に。

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比叡山人工スキー場の跡地。もはやただの坂。

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▲舗装路を登って…

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▲ロープウェイの駅に到着!でも行き止まり。道間違えた。

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▲近くに案内ありました。大比叡の方へ向かいます。

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比叡山ドライブウェイの駐車場に到着。

比叡山への登りはここのあたりでひと段落。途中、裸足に痛いサーフェスはあったけど、普段の大文字山より走りやすかった。この時点で足裏へのダメージは感じず、ひとりペタペタと駐車場をさまよいながら景色をパシャパシャ。

これから大比叡を経由して坂本方面へ下ります。後編へつづく。