以前のブログで「呼吸が大切」という内容のことを書いた時、本屋で見かけたTarzanが奇しくも「呼吸と姿勢」という特集だったので購入。今回はそのことについて少し書きたいと思います。
呼吸、つまり酸素を体内に取り込むことは運動する上で非常に大切だということは周知のことだけど、なんで大切かということを簡単に。
人間がエネルギーを作る時に必要となるのが酸素で、酸素をたくさん取り込めばそれだけエネルギーをたくさん作れるということ。だからマラソンなんかの長時間身体を動かして多量のエネルギーを必要とする運動には呼吸がとても重要、という話。
図式的には、「呼吸力アップ → 運動能力アップ」となるのだけど、具体的に何がどうなって運動能力がアップするのか、それが3点紹介されています。
1.心拍出量UP
心拍出量というのは、心臓の鼓動で送り出される血液の量。この一回拍出量(心室が1回で拍出する血液量)が増えることで血中に含まれる酸素も多く運ばれるようになります。つまり運動能力アップ!
2.毛細血管UP
血液は血管を通って全身を巡るわけだけど、毛細血管が増えることで、身体の隅々まで酸素を送ることができるようになります。つまり運動能力アップ!
3.ミトコンドリアUP
ミトコンドリアは細胞内の小器官で酸素や体内の脂肪を使ってエネルギーを作り出すことができます。それが増えることでエネルギー供給も増加します。つまり運動能力アップ!
と、概要はこんな感じ。で、じゃあどうやってこの3つをアップさせるのかと。知りたいのはソコ。
そうです。ブログのタイトルで何となくわかってしまってますが、実は持久的な運動をすることで、心臓は強化されるし、毛細血管も増えるし、ミトコンドリアも増殖します。結局、走ればいいのでした。長距離を走るために長距離を走るという、ある意味当然といえば当然の内容といえば内容。
とはいえ!それでも何か、もうちょっと具体的な方法はないものか…。
毛細血管が増えるとかミトコンドリアがどうこうとかはミクロすぎて実感持てないけど、心臓を強化するという点については何か手立てがありそう。
実のところ、心肺の強化にはインターバル走が有効だといわれています。むっちゃ走って、ゆっくり走って、またむっちゃ走る!というのを繰り返すアレですね。って、やっぱ結局走るんかい!と。いや、まあ、そりゃそうだ。
いやいや、そうじゃなくてもうちょっとこう手軽に初級者の消極的なやる気を奮い立たせるものはないものかね、と調べてみたところこんなのがありました。
サイトだけ見るとややうさんくささもありますが…。ちゃんとトレーニング本も出ています。
このエクササイズの内容は「20秒負荷をかけて10秒休む、これを8セット」するだけ。つまり4分間のお手軽トレーニング。とはいえ、実際やってみるとかなりキツそう。僕もまだ試したわけではないのですが、走らない日はちょっとやってみようと思います。
タバタ用タイマーはこちらのサイト。有料だけど、アプリもあるみたい。