本日、8月16日は大文字の送り火。消し炭拾いのナイトトレイルに誘われたものの、明日から久しぶりの仕事。さすがに深夜のトレランはきついためお断りしました。残念…。
というわけで、今回も大文字山のルートを紹介したいと思います。結局、この夏休みに山へ行ったのは大文字山だけですが、おとなしくしていたおかげでアキレス腱炎もかなりよくなりました。
さて、今回はいつもの登山口ではなく、登山口近くの毘沙門堂からスタートします。毘沙門堂はJR山科駅の北にあり京洛七福神のひとつ。「そうだ 京都、いこう」のポスターにもなった、地元でも有名なお寺です。
▲左がいつもの登山口、真ん中が今回のルート、右は毘沙門堂の勅使門。
▲駐車場の向かいにトイレあり。
▲左手に墓地を見ながらさらに上ります。
▲なかなかの坂道。すでに息切れ。
▲タンクが見えたら手前を右へ。
▲火の用心の看板に書き込まれた行き先。
「荒神口42」と書かれてますが、どこが荒神口かわからずじまい。だけど、今回のルートは「荒神口ルート」といいます。
▲ここが登山口。
警告表示があり、マウンテンバイクは乗車禁止とのこと。以前にも何度かマウンテンバイクに乗った人たちとすれ違ったことがあるけど、この急な坂をどうやって上ってるんですかね。僕がすれ違った方々はこちら(ランナー)を優先して止まって待ってくれていたけど、確かにスピード出して下って来るマウンテンバイクに遭遇したらびっくりするかも。
コース自体は枯葉と枯枝が散らばっており、また木がうっそうとしていることもあってやや陰鬱な雰囲気。あまり人が通らないこともあって、いたるところに蜘蛛の巣がはってあり、それを突っ切るように走ります。
▲枯葉、枯枝のつづら折りが続く。
▲なかなか暗い感じのコース。
そしてこの季節はセミが多い!頭上を飛び交うと思いきや、バテ気味のセミが足元でバタバタし、まさにシーセイダ・アタック!道は狭く左右上下、木に囲まれているので多少の圧迫感はあるけど、人もおらず独りでストイックに走るにはもってこい。
▲最初のT字路。
▲右へ行くと、おそらく藤尾方面?
▲今回は左へ進みます。
登り始めて約1キロ。少し開けた場所に到着します。松の木が植えてあり、人の手が入った感じの場所。そのまま進んでシダに囲まれたルートへ。
▲松が植林された開けた場所へ出ます。
▲シダだらけの間を通ります。足が痛い!
▲シダを抜けると、ちょっとわかりにくいけど左の方へ。道が続きます。
▲さっきとはちょっと雰囲気が変わります。
▲一番左が来た道、その隣が大文字方面、真ん中が藤尾方面、一番右のルートは山科に戻ります。
▲大文字山方面へ登ります。
▲尾根に出て稜線を進みます。
▲いくつかアップダウンあり。
▲木が一本、根っこから倒れてるのがコースの目印。
このコース、適度な起伏と走りやすい路面なので(砂利がない!)、大文字山へ至るルートとしては一番のお気に入り。途中、「里山リニューアル」と書かれた看板があり、その後ひとつピークを越すと三叉路にでます。右が藤尾方面。大文字山はこのまま真っすぐ!
▲左手に土砂崩れのような痕跡が。ここはまっすぐ。右へ行くと藤尾方面へ
三叉路から数十メートル、出発から約2.5キロで四つ辻に到着します。登ってきた「藤尾・山科」方面、以前紹介した「三井寺」へ至るコース、そして「大文字」。「池ノ谷」はまだ行ったことないのだけど、おそらく「薬草園」があるところ。
▲四つ辻に到着。
こんな山奥に神社あり。といってもお社のみ。ここは雨社といって、雨乞いの神様を祀る社。実は岡崎神社(通称うさぎ神社)の末社で、全国的にも珍しく竜神様を祀っている、と岡崎神社の説明に書いてました。社の横には「水神」と書かれた碑と小さな池。池というには小さすぎますが、水はけっこう冷たい!お賽銭をして一杯頭からかぶらせてもらいました。
▲雨社、または雨ノ宮神社。ここ最近、きれいになりました。
▲小さな池。「水神」ということで龍を祀ってる…?
雨社を出ていざ、大文字へ。ここまでくればもう頂上は目前。右下に林道を臨みながら進んでいきます。500mほど進むと林道と交差します。そのまままっすぐ突っ切って、最後の登り!
▲眼下に林道を見ながら、それに沿って進みます。
▲正面に林道が見えてきた!
▲林道を横切ってまっすぐ。
▲左は林道にそった道でいつもの四つ辻にでます。ここは右へ上ります。
▲正面には(小さくてわかりにくいけど)Aコース最後の標識、A-14が!
▲到着!しかし大文字山のこの看板の位置はころころ変わるな…
▲今回の山頂ご褒美はどら焼き!
山頂には年配の男性1人と女性2人。どうやら頂上から東へ下るルートがあるそうで、詳しく聞きたかったのだけど、「分かれ道も多いから誰か知ってる人と行かないと」って言われてしまいました。む。こうなったら余裕あるときにその道を通って、紹介したいと思います。