昨年の8月は何を思ったか「毎日走る」ということを目標にしていて、内容はともかく、からくも毎日走りきって目標を達成することができた。
ただ、当時のブログにも書いた通り、結果的に毎日走ったという達成感と足の痛みだけが残ったチャレンジだった。
あれから一年、またも8月を毎日走るチャンスが到来した。
残念ながら、やんごとなき理由のため3日間ほど走れなかったのだけど、来年の自分のために8月の走りを記録しておきたいと思う。
8月前半
1日が土曜日ということで、スムーズに走り始めることができた。
今年は猛暑も猛暑、この日からいつものトレイルを抜けたら川に入るというルーティーンが発動し、今年も川に入るために走る日が多くなる。
夏季休暇中の1日は長距離を走ることにしていて、昨年は京都の花脊まで40キロを走った。
ただ、今年は日中に走った際、暑さで身体に異変を感じ、そうそうに切り上げた日があり、やや危険を感じたため、昼間の長距離は避けることにして近場で我慢した。
宮本武蔵先生ゆかりの神社とその奥にある狸の神社まで。暑いので微速前提、休憩前提でボチボチと。ペースは6:45/kmと散々だけど、最後はコーラをご褒美に1キロ追加でなんとか20キロ。 pic.twitter.com/hk18PnkwMm
— IPARA (@iparappa) 2020年8月13日
実は切り上げた翌日、走った後にトイレに行ったら真っ赤な尿が出てしまった。
それはそれはもう赤ワインのごとしで、ついにポリフェノールを生成できる身体になったのか!と一瞬思ったけどそんなわけがない。
▲偶然だけど、ランTも赤い。
気のせいかと思い見て見ぬふりをしたんだけど、その次の日も同様。これはもはや血尿というヤツに間違いない。
調べてみたら血尿は大病の予兆とか。マジか。こないだ健康診断したとこなのに。異常なかったのに。
ただよくよく調べるとスポーツ血尿という症状もあるそうな。水分不足なんかも原因みたいなで、とりあえず水をガブ飲みしつつ様子をみることに。
3日目も症状は同じだったけど、赤ワインからアセロラドリンクくらいにはなった。ガブ飲みの効果だ。…たぶん。
結果、4日目には正常に戻り、事なきを得たのが8月も半ば。
この時、修復したXeroshoseがまたも壊れたので、しばらくは以前使っていた自作ワラーチで走ることになる。
Xeroshoesが大破しストックがなくなってしまったので、ソールがボロボロの自作ワラーチを引っ張り出す。構造上、外側にに引っ張られる違和感はあるけれど、軽さ、フィット感、いずれも既製品に勝る履き心地はさすが。夜間走6キロ。 pic.twitter.com/GPoTJZhCA1
— IPARA (@iparappa) 2020年8月18日
8月後半
夏季休暇が終了し、通常運転再開後も平日は夜に走り、土日はトレイルを走るというスタンスでいく。
実はこのあたりから8月コンプリートランを意識し始めた。ノーヒットノーランを達成したピッチャーが「何回から意識されましたか?」とヒーローインタビューされるように聞かれたら、「う~ん、16日くらいですかね。」と答えるだろう。
ただ、この週、最大のピンチが訪れる。
急遽、飲み会が入ったのだ。普段の僕なら飲んだ後に走るなんてことはないのだけれど、できるだけお酒を控え、ここでも水をガブ飲みし、ふらつくままに家を出た。
僕は酒が弱い。たしなむ程度には飲めるし、なんなら今も飲みながらブログ書いてるけど、こと走るとなると話は別だ。
頭は痛いし、息は荒いし、間違いなく身体にとって良くない行動だ。それでもコンプリートランのため、なんとか4キロだけ走り切った。
ただ、そんな健闘虚しく、8月25日、不可避な事態が訪れる。
末っ子が入院することになったのだ。
幸いコロナではなく、3日ほどで退院できたのだけど、この3日間はさすがに走るのをお休みした。
ここで僕のノーヒットノーラン記録は終了したのだけど、31日まではきっちり走ることで充実した8月を終えることができたと思う。
まとめ
今年はコロナ禍という特殊な状況だったけど、そのおかげで出張や飲み会がなく、走るのには適した状況だったといえる。
あまりの暑さに閉口したけど、8月は台風も来ないし、天気も安定しているし、毎日走るにはもってこいの月なのかもしれない。
ただ、自分ではどうしようもない事態が起こりえるのもまた事実。そういう意味で、連続ラン記録というのは、本当にすごいことなんだなと思う。
8月の月間走行距離は212.4キロ。昨年8月の走行距離には及ばないけれど、200キロを超えたのは目に見える結果として達成感をもたらしてくれた。
脚をケアすることで(時間があればモミモミしてた)、今年は足が痛くなることもなかったし、記録のためにとりあえず走ったのも1回だけだし、総じて充実したひと月だったと思う。
あとは涼しくなった時に、この頑張りがタイムに還元されることを願うのみです。