右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

音羽山から立木観音へお参りにいく <後編>

前回、京阪京津線大谷駅を出発し、音羽山千頭岳、大平山を経て奥宮神社に到着しました。ただいまの時刻10:45。大平山で20分ほどロスしたけど、時間的にも体力的にも気持ち的にも全然大丈夫。今回は奥宮神社から岩間寺を通って桜峠、袴腰山、立木山、ゴールの立木観音を目指します。

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▲出発前にエネルギー補給。これも武庫川マラソンでもらったやつ。

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▲神社を背にして林道を進みます。このあたりから宇治の方へも抜けられる。

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▲右手から山へ入ります。なんか暗い。

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▲サクサク走ってあっという間に岩間寺

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▲石仏がたくさん。目指す桜峠は方角的にこの先だけど…

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▲寺の敷地の端。これより先はすすめそうにない。

岩間寺は正式には「岩間山正法寺」といいます。西国三十三所の十二番札所でこの時も結構な人がお参りに来てました。この岩間寺、調べてみるとちょっとしたお家騒動があったようで。本山と檀家が争ってるそうだけど今はどうなってるのかしらん。
拝観料500円とあったけど、通り抜けるだけなのでそっと失敬させてもらいました。だから境内の写真は撮らずに林の中を抜けて駐車場へ。午前11時。ちょっとお腹減った。

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岩間寺の駐車場。スタートから約3時間経過。

実はここで、またやっちまいます。参考にしていたOgi山さんの説明に「アスファルトの下り道の途中、ガードレールの切れ目から山道へ入れる」とありました。僕はてっきりここのことだと思い込んで駐車場から車道を下ったのですが、これが大きな間違い。それは桜峠のことで、この場所ではなかったのです。

しばらく下って、あれ?と。それらしきところがないぞと。またいやな予感がしたのであらためてホームページを確認、そうです大間違いです。本日2度目のルート間違い。踵を返して坂道を登ります。どれくらい下ったのか、だいぶ走った気もするけど。しばらく引き返すとそこに看板がありました。岩間寺まで500m。マジか…

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▲こっから500m登って戻るのね…。ってなに?芭蕉

偶然発見した看板で知ったのですが、松尾芭蕉が詠んだ俳句に出ている「古池」が岩間寺にあるそうです。知らんかった。場所については諸説あるようだけど。結局、道間違えて山道を引き返して駐車場に戻ったのは20分後。日差しの強い登り坂は結構きいた。

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▲これが例の「古池」か!?と思いきや、ただの荒れた蓮池でした。

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▲参道に山へ入る道があります。参考にしたページにも載ってたわ。そういや。

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▲よく見ると「立木観音道」って書いてあるし。

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▲ぐでーんとなったしめ縄をくぐります。

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▲そしてこの黒いパイプを頼りに山を下っていく!

ここからの下りは道らしい道がほどんどなく、枯れ木が倒れて荒れてるし、もはや走るどころか歩くのも危険な状態。トレイルランニングのコースとしては使えないなぁ。ワラーチだから足がむき出しなので、とりあえずケガをしないよう慎重に下ります。

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▲ご覧の通り荒れ荒れ。枯れ枝が足に痛い…

安全そうなルートを選びながらガシガシ進んで行きます。黒パイプが唯一の目印。コレなかったら迷ってしまいそう。しばらく進むとガサゴソと木々の揺れる音。ハッと目を向けると小型動物らしき影…

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▲前方に何かいる!

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▲拡大!そうです犬。

まさかの犬に遭遇!何?野犬!?瞬間的に「人間は絶対、訓練した犬にはかなわない!」というキートン先生のセリフを思い出す。犬は地上最強とも言うしな。うぉ…こんなところで野良犬に噛まれて死んでしまうのか、クソッ!しかし野犬にしては毛並みいいな、おまえ。

そんなことを考えてたら犬はそそくさと姿を消しました。命拾いしたぜ。とはいえ、依然足元にも犬にも注意しながら先を急ぎます。

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▲いつの間にか周りは竹林になってる。人里近い。

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▲フェンスの横を通り抜けると…

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▲目印にしていた民家発見!参考にしたページの写真そのまんま。

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▲民家を左へ。少し坂を登ります。

左手が下ってきた山になるんだけど、所々石段があったりします。もしかしたらもうちょっとマシな道があったのかもしれない。そんなことを考えならぷらぷら走っていると、前の方に動くものが…

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▲前方に何かいる!

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▲拡大!そうです、あいつです。

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▲僕に一瞥くれたかと思うと、そのまま道を下って去って行きました。

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▲さらば野犬…元気でな。

ここから桜峠に入ります。登りのアスファルト、否応なしに宇治川マラソンを思い出す…。すると今度はけたたましいエンジン音が。3台のバイクがかなりのスピードで峠を走っています。途中、写真撮ってる人がいたので聞いてみたところ、この場所は峠攻めで有名なところだそうで。僕が峠を抜ける間、バイクは何度も往復してました。峠を越えると車道に出ます。

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▲桜峠 (チェリー峠)。峠をせめるバイクが3台。

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▲桜峠を抜けて車道を右へ。自動車注意!

この時点で4時間経過。12時になりました。もう結構お腹が減ってたのだけど、車道脇でご飯食べるのもなぁと思って、見晴らしが良さそうなポイントまで我慢します。せっかくだしね。

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▲しばらく行くと左手にトンネルあり。草が茂って見た目に怪しい。

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▲いかにも高速道路脇の小道といった雰囲気。何か暗い。隣を通ってるのは京滋バイパス

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▲ここから山へ。ガードレールの残骸?が目印。

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▲この溝に沿って登ります。走れるわけがない。

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▲暗い…こんなとこでご飯はいやや。

しばらく陰鬱なところを進んで行きます。しかも狭いし。コンクリの溝に沿って登りますが、ちょうどてっぺんになったら山側へ。腹減った。

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▲ここから溝が下ってるから、たぶんてっぺん。この辺りを右に。

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▲一応、道らしきものはある。

見晴らし良いとこはまだかまだかと思いつつ、あまりの空腹に塩タブレットを食べました。嬉しがって肩ポケットに入れてきたのは正解。2粒食べて目印の鉄塔まで登ります。空腹クライム!

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▲肩部分についた小さいポケット!防水でサプリをそのまま入れられる!(公式談)

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▲見えたー!鉄塔!やっと休憩できるー

さっきのトンネルから20分、ついに鉄塔まで到着!見晴らしいい!天気もいい!でも陰がない!鉄塔の申し訳程度の日陰に腰を下ろしてお待ちかねの昼ごはん。

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▲ジャーン!スパムおにぎり!

お昼は持参したおにぎり。スパム缶をスライスして軽く炙ってご飯にのせて海苔で巻く。我が家の子供たちも大喜びのスパムおにぎり!行ったことないけどハワイの味!小ぶりのおにぎり3つ食べました。15分ほど休憩して次は袴腰山を目指します。

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▲鉄塔をくぐって左へ。

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▲向こうに見える鉄塔まで行きます。

このあたり、右手から草がせり出していて、何か棘があって当たったら痛いし服にひっかかるし避けようにも左手は急斜面だし…で、かなり慎重に進みます。そんな時、ガサガサと草をかき分ける音がする。見ると鹿!すぐ近くだったからか、背中に乗れそうなくらい大きい。と思った次には藪の中を駆け下りて去って行きました。

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▲二つめの鉄塔からの眺め。おー、なかなか。

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▲そのまま山沿いに斜面を進んで…

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▲山に入ったらすぐに右!わかりにくいので注意。

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▲ここから袴腰山の山頂目指して登ります。まぁまぁの登りだけど道はいい。

このあたり進めそうなところが広がってるのでルートをしっかり確認しながら進みます。今日は2回道を間違えてるからなおさら。あやうくスルーしかけたけど山頂の表示を発見。ここでちょうど5時間経過。予定では立木観音まで5時間くらいと思ってたのでちょっと遅れ気味。

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▲登り始めて10分もしないうちに山頂到着。

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▲ルートが明確でないとこは苦手…

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▲山頂から5分ほどで分岐到着。立木山方面、見晴台へ。

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▲見晴台。いかほどの見晴かというと…

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▲こんな感じ。

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▲アルミの道標の通り、まっすぐ進む。

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▲ここから下る!なかなかの下り!調子乗るぜ!ひゃっほー!

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▲ロープが渡してある砂地の斜面。こういうところはむっちゃスベるので調子に乗りません。

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▲四つ辻に出た。このまま真っ直ぐ。

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▲立木山へ最後のクライム!ゴールは近い!

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▲また分岐。立木北口参道って何や?とりあえず立木山方面へ。

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▲あとはひたすらトレイルを走る!

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▲しばらくいくと右手に分かれ道。

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▲どうやら三角点があるらしい。なんとなく期待できないけどせっかくだし。

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▲予想通り景色も見えなきゃ到着感もない。

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▲残っていたアミノバイタルを飲んで出発。

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▲林道に出た。下りきったら左へ。

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▲お寺の入り口発見!

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▲立木観音に到着!やった!

午後1時49分、出発から約5時間50分で目的地、立木観音に到着しました。道に迷った40分を差し引くと5時間10分。だいたい予想通りだったのかな。

ここ安養寺、通称立木観音は弘法大師空海が開いたお寺で、参道にはおよそ800段の階段が続きます。僕は山側から入ったので階段を登ってませんが、結構な長さの階段を登りきった参拝者をもてなすため、境内には御茶所があります。

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▲まずはウワサの御茶所へ。

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▲ゆず湯を頂く。なにこれげきうま!

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▲境内はそれほど広くないけど良い雰囲気。

ちなみに立木観音の由来はこんな感じ。

1. 空海「あんなとこに霊木発見!でも川の流れきつくて渡れへん。」

2. 鹿「おっす!オレ白い雄鹿!背中に乗ってけよ!」

3. 鹿「はい到着!実はオレ観音様。じゃあなー!」

4. 空海「うおマジか!じゃあこの霊木、立木のまま観音像彫るわ!」

で、それが立木観音になったそうです。

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▲鹿にオネエ座りって誰やねん。と思ったら空海先生でした。失礼しました。

この出来事が空海42歳の時。そんなわけで安養寺は厄除けにも御利益があると言われてます。そして現在、僕も42歳。さっき出会った鹿は背中に乗せてくれなかったし、未だ人生の霊木探して山の中を迷走中。

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▲ギャルっぽい女性が2人、二礼二拍手一礼してました。いや、お参りする気持ちがあればそれでいいじゃない。

今回のルート、岩間寺までは走りやすかったけど、それ以降は整備されてない山道が多かった。奥宮神社から宇治へ抜けた方が走れるのかなぁ。

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▲今回のルート、約21.5キロ。途中2か所右に出っ張ってるのがルート間違い。

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▲標高はこんな感じ。

この後、階段を降りてバスに乗って20分、JR石山駅から帰路につきました。

音羽山から立木観音へお参りにいく <前編>

2017年5月28日、滋賀県の立木観音へ行ってきました。もちろん山道経由で。以前、音羽山を走ってる時に出会った男性が立木観音まで行くと言っていたのを聞いて、そんなトコまで行けるのか!と思ったのがきっかけ。音羽山から立木観音までのルートを丁寧に解説しているページを参考に(これも男性に教えてもらった)、新しいトレランリュックの試用を兼ねて行ってきました。

今回、Ogi山さんという方のホームページを参考にさせて頂いたのですが、リンクフリーとのことなのでここにリンク載せておきます。

普段、音羽山へ行くときはたいてい走っていくのだけど、今回は先も長いし電車乗りました。京阪京津線というローカル電車に乗って大谷駅で下車します。ちょうど逢坂山の峠の手前にある小さな駅。

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▲京都と大津をつなぐ京津線。その手の人曰く、とてもドラマチックな路線だとか。

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大谷駅下車。セルフ改札。

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▲「いくもかえるも」でおなじみ、蟬丸を祀った神社

駅改札を出てすぐ右手に「蝉丸神社」があります。ここは百人一首にも登場する蝉丸を祀った神社ですが、メインとなる神社(関蝉丸神社)は別にあります。とりあえず境内へ階段を登る。

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▲境内、本殿の右手からトレイルへ。隠し通路みたい。

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▲逢坂山にかかる橋。渡って向こうが音羽山

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▲この階段で脚が削られる!

音羽山のルートは以前のブログに掲載しているので、ここでは割愛。今日はどうもワラーチの調子がイマイチ。カカトのバンドがゆるくて走ってる間にズレてくる。何度かテンションを調整しながら進みます。

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▲605段、でも前より楽に登れた!?(だって電車で来たから…)

この先、多少のアップダウンはありますが難所のようなところもなく30分ほどで山頂に到着しました。

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▲コックさん、フォー!(593.4m) の音羽山

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▲向こうに琵琶湖。

山頂では誰とも会わず。とりあえず写真だけ撮って先に進みます。涼しいかと思ったけどかなり蒸し暑い。今回、ハイドレーションに1.5リットル、ペットボトルにお茶500ml、ジェルを3つとパックジュース1つという水分を持参。ちょっと多かったかなと思ったけど、思った以上に汗かいたので正解だったかも。

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▲山頂を下って最初の分かれ道。右が牛尾観音方面。

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▲今回は左、パノラマ台へ!

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▲で、パノラマ台到着!木が茂って全然パノラマらない。

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▲ここから結構な下り。いや、結構下るな、おい。

今回使用しているトレランリュック、GREGORYのルーファス8ですが、これだけの荷物を入れてもフィット感がよろしくてあまり重さを感じない。ちょっとハイドレーションがタプタプするかなと思ったけど、サイドのベルトを締めたらそれもなくなったし、これかなりいいわぁ。ウヒヒ。そこそこの値段したけど買ってよかった!

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▲左が石山寺方面。ここはまだまだ真っ直ぐ。

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▲途中通過の岩間寺まで約7キロ。

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▲ちょうど1時間、エネルギー補給!こないだの武庫川マラソンでもらったアミノバイタルを飲む!

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▲極小の看板に控えめに書かれた「千頭岳山頂」の文字。

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▲その後ろに石碑が。昔の人が見てたと思うと感慨深い。

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▲ここからまた下る!

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▲階段せま!杭に足が引っかからないよう慎重に下る。

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▲こういうとこ好き。

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▲あれよあれよで大平山到着!千頭岳から20分弱。

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▲ここをさらに真っ直ぐ進む!

大平山から真っ直ぐ進むとまた下りに差し掛かりました。これも結構な下り。サクサク下りはするけど、途中から何か嫌な予感が。あまり人が通った形跡がないというか、えも言われぬ不安がわき起こる…。ちょうど大文字で迷った時のような感覚!そこでちょっとストップ。不安に思ったらすぐ確認。

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▲写真ではわからないけど、あきらかにおかしい…

幸い電波も通じる場所だったのでGoogleマップを開いて確認します。すると案の定、正規のルートから外れてる!ひゅ〜、確認してよかった。戻らないといけないけど…実はかなり急斜面を下ってきたので、当然戻りは急登になります。

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▲左の点線が正規ルート。だいぶ離れてる!

「迷ったら引き返せ」とは山登りの鉄則。でもこの「引き返す」って行為はホントに精神的にダメージがあるというか、まさに穴を掘っては埋めるような気持ち。しかも下りたところをまた登るって…!?できれば避けたい。そうは思うけど、結局戻るのがやっぱり正解。とにかく間違ったポイントに戻って一息ついてる自分を想像しながら、一歩一歩登りなおし。途中、人影が見えたから道があるかと思ったけど何もなかった。あれはたぶん鹿。そして20分後、やっと元の場所に到着!疲れた!

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▲戻ってきた…20分かかった…

どこで間違えたかというと、大平山の山頂でした。本来右手に道が続いていたけど、何を思ったか真っ直ぐ行ってしまいました。案内板も出てるのにね。この時、出発から2時間経過して午前10時。

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▲さっきの大平山のトコ、右へ行くべきでした

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▲ちょうど2時間経ったので、気持ちを切り替えるためにもチョコ休憩。

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▲5分ほど休憩して、いざ、ちゃんとしたルートへ!

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▲大平山から。なかなかの眺め。

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▲しばらく下ると墓地発見。

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▲お地蔵さんが目印。

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▲ここで舗装路を左へ下ります。しばらく行くと…

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▲橋がある!

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▲ここから再びトレイルへ。岩間寺まで約3キロ!

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▲さっきとは雰囲気変わってジメっとしてる。

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▲でも緑とのコントラストが目に嬉しい。

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▲綺麗な緑!苔感も素敵!

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▲とか言いながら、またしばらく上り。誰にも会わない。

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▲木の幹にビニールテープが巻かれてる。何?儀式?ここから下り。

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▲トレイルを下りきったら林道に出た!

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▲右の階段から降りてきました。

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▲目指す奥宮神社まで400m。看板の通り左へ登って行きます。

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▲舗装路を進むと…奥宮神社の表示あり。

写真奥にたくさん車が止まってるけど、なにやらオフロードバイクを持って来ているようで、ゴツゴツの山道をバイクで登ってました。後で調べてみたらトライアルバイクが集まる有名なところらしいです。モトクロスとはちゃうみたい。詳しくは知らんけど。

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▲ここまで2時間45分、奥宮神社に到着!

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▲石山、南郷を見下すパノラマビュー!

ちょっとしたハプニング(道間違い)はあったけど、順調にここまでやってきました。天気いい!暑い!そしてこの後、また道を間違えることに…

つづきは後編で。

iparappa.hatenablog.com

武庫川ユリカモメウルトラ70㎞マラソン 2017 反省の記録

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ゴールデンウイーク真っ只中の5月3日、第25回武庫川ユリカモメウルトラ70㎞マラソンに参加しました。

初の70キロ挑戦でしたが、結果は56.5キロの関門でアウト。残念ながら完走には至りませんでした。ただ、やはり走ってみることで見えてくることもたくさんあったので、今回は反省をふまえつつそのあたりをまとめておきたいと思います。

今回のコース、1周17.5㎞を4周する周回コースで制限時間は8時間30分。(56.5㎞の関門は6時間50分)つまりキロペース7分ほどで走り続けることができれば完走することが可能です。

エイドでの休憩時間を考慮すると6分~6分半のペースで走りたいところ。ということはですよ、フルマラソンの距離である42.195㎞は4時間30分ペース。この時点でサブ6ランナーの僕には厳しいかなと、うすうす… 

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▲エントリー人数は約1000人、当日はむちゃ暑かった!

今回の大会、同じ場所を4回走ることになるから景色の変わり映えはないのだけど、約4キロごとにエイドがあって、補給に困ることはありませんでした。この日はとても暑くて少しクラクラしたタイミングもあったけど、かぶり水もたくさん用意されていたし、そういう意味ではすごく走りやすい大会だったと思います。

しかも、自分自身のコンディションも良かったし、朝も余裕をもって受付できたし、何も心配することもなくスタートできました。だから、全く言い訳できません(笑)どう考えても自分の力不足。ホント悔しい。 

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▲今回は写真撮る余裕ないと判断して走ってる途中の写真はないのです。

スタート直後、前にいたウルトラ慣れしてそうな人についていきました。(どこかの100キロマラソンのアームカバーしてた)向こうからするとちょっと気持ち悪いくらいピッタリ後ろを走ります。このランナーがしかしそれはもう見事に6分刻みで1キロ走るので、何とかそれに着いていきます。21キロ過ぎた時、トイレ休憩に入ったのでその後は並走できなかったけど、ハーフを2時間6分ほどで通過。前の宇治川と同じくらい。

ただ、ここから失速。25キロを過ぎてからは6分台で走ることが出来ず、40キロまでは7分後半まで落ちてしまいました。フルの距離を通過した時は正確に覚えてないけど5時間は切ってたので、非公式ながらPB達成。しかしこの時点で前半の貯金を食いつぶし、45キロあたりで完走目安のペースランナーに抜かれてジ・エンド。 

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▲ワラーチの人は僕を含め3人いたと思う。

すでに完走はダメとわかってたけど、悔しいので関門までの約6キロは9分台というノロノロペースで微速前進。果てしなかった…(笑)結局、手元の時計で7時間11分で独りゴール。キロペースは7分36秒でした。関門突破まで20分以上あったので、タイム的にも惜しくないし、何より自分の脚もかなり限界だったので、悔しいけど納得の結果。

 ■そんなわけで、今回の結果でわかったこと
・6分ペースはハーフまでということ
・フルなら5時間以内で走れそうなこと
・フル以上の距離は脚がもたないこと
・やっぱサブ4くらいは達成すべきこと
・ワラーチで56キロまで走れたこと
・完走できずに終わるとかなり悔しいこと

今回の武庫川ユリカモメ、完走はできなかったけどとても走りやすいコースだったし、得られたことも多かったし、とても良い大会でした。もう一回出たいかも。

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▲銭湯の無料券をもらったので、さっぱりすっきりして帰りました。

北白川から比叡山を行く : 京都一周トレイル <後編>

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前回比叡山ドライブウェイの山頂駐車場に到着。まわりの景色を愛でた後、大比叡方面に向かって出発します。ちなみに比叡山というのは大比叡(848.3m)と四明岳(838m)、二峰の総称。四明岳の三角点は見たことないんだけど、地図を見る限り「ガーデンミュージアム比叡」の中にあるっぽい。

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▲この中に三角点が…。っていうか冬季休業中やし。 

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大津市街と琵琶湖にかかる近江大橋

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▲駐車場の端にある道から進んで行きます。

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▲進むのを躊躇したくなる雪の山道。

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▲しばらくいくとNTTの無線中継所。

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▲その横から抜けていきます。

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▲結局、大比叡の山頂は踏まず下ることに。

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▲ところどころに雪。なんの修行やねん。

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▲智証大師のお墓あり。空海先生の甥っ子らしい。でも天台宗

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▲さらに下るとお墓?石碑?なんかいっぱいある。

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▲眼下に見えるのは比叡山ドライブウェイ

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▲一度、道路に出る。向こうにみえる鳥居まで行くけど、車通るから危ない。

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▲鳥居があるけど西尊院堂というお堂。

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▲鳥居から少し下るとケーブル延暦寺駅。駅舎が文化遺産らしい。

ここで少し休憩して補給します。実はかなりハラペコ。澄んだ空気、良い景色、もう何食っても美味いはず!おにぎり持ってくればよかった…。

ところで、今回の反省点。休憩時に足裏のコンディションをちゃんとチェックしなかったこと。最終的に足裏がボロボロになってしまった今回のランですが、ちゃんと確認すれば未然に防げたはず。何も感じなくても目視して様子を見るべきでした。

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▲じゃーん、セブンイレブンのどら焼!甘い!うまい!

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▲無動寺参道を通って下山します。

ケーブルの駅の横から山道を通って下山することもできるけど、なんかちょっともったいない気もしたので少し遠回りして帰ります。無動寺参道と書かれた鳥居をくぐり、しばらく整備された道をいきます。

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▲整備したつもりだろうが、裸足には痛いのだよ。

ここで参拝者のおじいさんとその娘さん(?)に遭遇。裸足か!と驚いたおじいさん、「胃腸が強くなるわぁ」と言ってました。裸足だと内臓が健康になるとか諸説あるけど、お年寄りが言うんだから間違いない。

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▲井戸発見!

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▲興味本位で入ってみたけど、本来僕みたいな俗人が気軽に入っていい場所じゃない。

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▲この先を左に上がると無動寺。今回は右下ルートを進みます。

ここ無動寺は比叡山で行われる修行、千日回峰行の拠点。以前、クレイジージャーニーで塩沼亮潤 大阿闍梨が出演してた時にこの行を知ったんだけど、もはやウルトラトレイルどころのレベルじゃない。

しかも、その間に行われる「堂入り」という修行、四無行といって、食べない・飲まない・寝ない・横にならないを9日間続ける過酷なもの。毎日、午前2時に水を汲んでお供えするんだけど、その水を汲む場所がさっきの井戸。

ここで掃除をしてるお坊さんに「裸足、大丈夫ですか?」と声掛けられたけど、あんたらの修行に比べたらハナクソぺッ!みたいなことですさかい、どうぞお気になさらず…みたいな感じで足早に立ち去る。壮大な歴史と過酷な修行の前に甘いもんばっかり食べてる矮小な自分が恥ずかしい。さっきもどら焼き食ったし。

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▲見上げたら無動寺。

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▲このお堂で四無行が行われる。…のかどうかは知らない。

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▲宿坊「玉照院」。ホームページに書かれてた「イタリアン精進」が気になる。

玉照院を過ぎて左に曲がるとトレイルに入ります。あとはここからひたすら山道を下ります。

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▲獣除けの柵を越えて再びトレイルへ。

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▲下りも快適!サクサク進む!

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▲琵琶湖、眺め良し。

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▲そういやこの近くに紀貫之のお墓があります。行ってないけど。

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▲お地蔵さんも多い。

標高が下がるにしたがって、足場が悪くなってきます。石の上で足裏をこすったり、指先が小石に当たったり、登り以上に注意と集中が必要なんだけど、「痛っ…う、う、ウフフフ…」みたいな感じになってしまって、気にせず一心不乱に走ってました。今振り返ると明らかに脳内に何か変なものが分泌されてたんだなぁと。おそらく、もうこの時点では足裏にかなりダメージあったと思う。

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▲石段が増えてきて、どんどんガレてくる。

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▲看板に坂本の表示が。あともう少し。

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▲石がゴロゴロしている。左足の親指と人差し指に怪我してる。

途中、ハイカーの男性が先行して下山してたけど、向こうの方が全然速い。追いつけない。どうやら自分でも思ってる以上に歩みが遅かったんだと思う。足場が悪くて裸足だからというのもあるけど、あらためて下り苦手。

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▲ちゃんとお花がお供えされてる。誰か手入れしてるみたい。

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▲砂利道から舗装路へ。

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▲振り向けばここが登山口。

下山後、初めて足裏を確認しましたが、そこで驚愕。まさかの大損傷!両足とも母指球のあたりに弩級の水膨れ、中指の付け根にも水膨れ、左足親指にも水膨れ、右足は水膨れが破れてべろーん。切り傷、すり傷も数カ所あってよくぞまぁこんな状態で走ってたなと。
確かに野山を駆け巡るのは楽しいし、全神経が着地点の確認に集中してるから、足裏のコンディションまで頭がまわらなかった。でもこれは非常に良くないことで、痛みのサインを無視するれば身体へのダメージは大きくなるし、裸足で走って怪我するのも本末転倒な気もするし、なんにせよまだまだ裸足初級者、足裏の確認は必須です。

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ラン後は2、3日の間、足が腫れてしまいました。 もしかしてシモヤケかなとも思ったけど、赤くないしかゆくもない。そういや原始人のおっさんが裸足で長距離走った後、足が1.5倍くらいに大きくなってたって言ってたからそれかも。手のひらを何百回と地面に打ちつけたらそりゃ手も腫れるわって考えたら足もそうなのかも。
…走り方の問題が一番大きいと思うけど。

20キロ走って、そのうち裸足が13キロ。走行時間は約3時間20分ほどでした。比叡山、足治ったらもう一回行きたい。

北白川から比叡山を行く : 京都一周トレイル <前編>

宇治川マラソンでの坂道失態がずっと頭に残っていて、これは登りを走らなきゃなと思い…行ってきました比叡山!(ウソ。山走りたかっただけー) 実に10ヶ月振り、比叡山インターナショナルトレイルラン以来のお山でした。

今回は銀閣寺の北にあるバプテスト病院の横から入りJR坂本駅に抜けるルート。頂上付近はいくつかルートがあるんだけど、延暦寺は通らず下ろうと思います。

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▲北白川のバプテスト病院。実は僕の産まれたトコでもあり、娘が産まれたトコでもある思い出の病院。

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▲駐車場の脇にある道から入山します。

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▲登山口からすぐそこにある地龍大明神。必ず挨拶と無事祈願をする。

このルートは京都一周トレイルという京都市内をぐるりと一周できるトレイルの一部。伏見桃山から大文字山比叡山を経て大原、鞍馬、高尾、嵐山まで抜けることができる約80キロのロングトレイルのうち、東山コースと呼ばれるところを走ります。

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▲京都一周トレイルのコースは右だけど、いきなり無視して左ルートから瓜生山経由でいきます。

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▲こっちのルートは最近人が入ってないのか、かなり荒れてる。

しばらく行くと白幽子という仙人(江戸時代の書家)が住んでいた巌窟や彼が使っていた井戸があります。

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▲白幽子が使った井戸。言われないとわからない。

 日本の臨済宗鎌倉時代栄西によって伝えられたものですが、江戸時代に臨済禅として再建した人物が白隠禅師。その人に「内観の法」を伝授したのがこの白幽子だそうな。最近何かと流行りの禅の聖地ですな。

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▲この場所で伝授したと言われてます。

 そこからしばらくいくと石切場があります。大文字山のあたりもそうだけど、ここ北白川付近は火成岩が多く取れる場所で、京都だけに灯篭、庭石、石仏、石鳥居などなど需要がたくさんあって、かなり栄えていたそうです。

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▲「白川石」というブランドがあったみたい。

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▲ここから瓜生山の山頂にかけて何体か石仏があります。白川石かしらん。

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▲瓜生山頂。

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▲山頂を下るとすぐに右へクルッと折り返します。以前、そのまままっすぐ進んでしまい詩仙堂の裏手に出てしまった。

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▲倒れた大木の上を通る。ちょっと危ない。

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▲しばらくは路面も傾斜も走りやすくて気持ちいい!

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京都市内を見下ろす。えぇ天気やないか!

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▲基本登りだけど足裏にも優しいステキな登り。

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▲林道に出た!

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▲ここでチョコ休憩。暑くなったのでパーカーも脱ぐ。

この林道までは土が基調の比較的穏やかな路面で枯葉もフワフワ、裸足にはもってこいの状態。比叡山への裸足登山は初だったけど、全然走りやすいー。と、ここで調子に乗ったのが後々ひびいてきます。

それはそうと、この林道は整備された砂利道。正直キツい…!近所のガレージ走ってるのと変わらんやないか。そんな状態が約1キロ。誰にも会わなかったから良かったけど、かなりヘッピリ状態でした。

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▲先ほどとは打って変わって足裏に厳しい!

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▲石鳥居発見!林道はここまで。やっとかー。

林道を抜けるとせせらぎが聞こえる。そのまま下って谷に出たら3つの沢を越えてアップダウンを繰り返し水飲対陣跡まで進みます。「水飲」というのは地名で、ここで陣をはった千種忠顕さんが亡くなった場所のことらしいです。南北朝時代のお話。

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▲谷底に到着。ここからいくつか沢を越えます。水キレー!

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▲水飲対陣碑がある四辻。ここから本格的な登りが始まる。容赦ない!

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▲まずは丸太階段を登りきる。

この辺りに「浄刹結界跡」という石碑が立ってて、ここから比叡山ですよ〜という目印で、かつては女人禁制だったみたい。そういや坂本に下るとこにも同じような石碑があったなぁ。
どうでもいいけど、今朝はお腹の調子がイマイチで出発前にトイレを済ませて来たものの、途中の南禅寺でもう一回もよおすというゆるい状態。でも山を走り出してからはお腹のゆるさも気にならず、そういやふくらはぎの筋肉痛も気にならない。トータルでコンディションは悪くない。

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▲結界跡近くのお地蔵さん。頭が四角い石になってる。

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▲登る!

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▲さらに登る!

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▲まだ登る!

今登ってる場所、比叡山インターナショナルの時には逆から下ったコース。スタート直後ということもあって、むっちゃ飛ばした記憶がよみがえる。その後、足つったけど。

この辺りまでちょこちょこ走りで登って来たけどもう限界。足重いし息も白い。

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▲ちょっと休憩。そこからの眺め。景色良い!

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▲まだまだ登る。

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▲朝日に向かって登る。誰もいないし、独り占め感あり。この瞬間こそ贅沢。

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▲木漏れ日が気持ちいい!

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▲とは裏腹にこの辺りから石が多くなる。痛い。

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▲木の根がすごい。もうちょっと登ります。

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▲最後の丸太階段!

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▲左に行くと京都一周トレイルのコース、今回は右に。

ここを左に行くとケーブル比叡の駅があって、そこからの景色もまた絶景。普段はそこでトイレ休憩をとりつつエネルギーを補給します。ちょうど東山コースから北山コースへシフトするのもこの辺り。ただ、そのまま行くと砂利道を通らないといけないし、延暦寺を通らないと坂本方面へ下れないので別ルートへ。

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▲丸太から石段になった。冷たい。

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▲このあたりで標高700mくらい。石だから冷たいんじゃなくて地面が凍てついてる。

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▲日陰にはまだ雪が残ってる!そりゃ冷たい。

 雪の小道を抜けるとスキー場跡地に出ます。2年ほど前まで使われなくなった休憩所とか施設の建物が廃墟になって放置されてたけど、すっかりキレイになってました。スキー場をつっきって向こう側に出ると北山コースに合流してしまうので、アスファルトの側道を上に。

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比叡山人工スキー場の跡地。もはやただの坂。

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▲舗装路を登って…

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▲ロープウェイの駅に到着!でも行き止まり。道間違えた。

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▲近くに案内ありました。大比叡の方へ向かいます。

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比叡山ドライブウェイの駐車場に到着。

比叡山への登りはここのあたりでひと段落。途中、裸足に痛いサーフェスはあったけど、普段の大文字山より走りやすかった。この時点で足裏へのダメージは感じず、ひとりペタペタと駐車場をさまよいながら景色をパシャパシャ。

これから大比叡を経由して坂本方面へ下ります。後編へつづく。

 

「裸足、スゴイっすね」って、何がスゴイのかって話

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日本全国が東京マラソンに盛り上がる2月26日、地元京都で行われた第33回 宇治川マラソン大会に出場しました。エントリーしたのはハーフの部。以前のブログで書いた通り、今回の目標は

裸足でハーフマラソンを完走すること

でした。願わくば記録更新、可能であれば2時間以内にゴールを!というサブ目標も立て、公式大会では初の裸足出場を果たしたわけです。

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▲スタートラインにて。周りからの視線を痛いほど感じる…

 

いきなり結果を書きますが、目標である裸足完走、達成しました!

ただ…

タイムは2時間6分12秒(公式)、2年前に走った記録よりも2分遅いゴールでした。このあたりの悔しさはおいおい書いていくとして、今回初めて公式の大会で裸足参加をしたことで思ったこと、感じたことを書きたいと思います。

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▲激下り坂が終わり、宇治の商店街に入るところ。道幅が狭いから応援も近い!

 

この大会、コース幅が狭いところが多くて沿道の応援がとても近く声がよく聞こえます。そうすると「あの人裸足や!」という声をよく耳にするわけですが、それはあたかもレアポケモンを見つけた時と同じような感じのトーン。確かに僕が確認した限り、ワラーチで走ってた人が2人いただけで、裸足の人は見なかったからあながち間違いではない。そんな声援?がだいたい5割。
後は「え?何あの人?おかしくない?」という奇異の眼差し。もしくは「ケガするのに危ない」とか「意味わからん」的なネガティブな声援?が4割。いや、実際はもうちょっと多いかもしれない。何にせよ自分が思っていた以上に裸足はマイノリティだったということを痛感しました。

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平等院をすぎて宇治川へ向かう途中。なかなか良いペースで走れてる!

 

そして残りの1割はというと、同じランナーの方からの声援?というか感想というかそういうものなのだけれど、「裸足、スゴイっすね」というもの。その後に続く言葉はたいてい「痛くないですか?」という類のもので、僕はたいてい「痛いっす(笑)」って答えてはいたものの、何度かそう話しかけれられるたびに何がスゴイのか?っていうことを疑問に思うようになったワケです。

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宇治川ライン!まだ景色を愛でる余裕あり。このあたりで初めて声を掛けられた

 

ちょうど5キロ手前で黒部名水マラソンのTシャツを着た男性に「裸足ですか~」と声を掛けてもらいました。「そうなんです。でも初めてのハーフなんで行けるとこまで行こうと思ってます。」なんて感じにひと言ふた言交わしたのち、男性は颯爽と走り去っていきました。

そんな感じで数人から同じように声を掛けてもらえて、シューズで走ってる時はなかった交流があったりして(僕は自分から声を掛けることをほとんどしないから)とても嬉しかったりしたのですが、声を掛けてくれた人は皆、僕を追い抜いて行ってる。いや、速くてスゴイのはあんたらやん。

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▲約5.5キロ地点の天ヶ瀬ダム。このあと3キロは小砂利をセメントに混ぜたザラつき感アップの遊歩道が続く。足裏に効くぜ…泣

 

中盤まで、思ってた以上に調子良く走れてて、予定よりオーバーペースかなとは思ったけど、身を任せてそのまま走りました。裸足で走っていると路面が気になってそっちに集中するので、良くも悪くも周りのランナーの情報が入ってきません。
僕はすぐに周りのペースに影響されるし、あいつを抜かす!とかこいつには抜かれない!とか変に意地を張ってペースを乱すこともあるので、そういう意味では自分の走りを確認しながらマイペースで走れていたと思います。

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▲11キロ地点の給水、持参のジェルで補給。賞味期限ブチギレ!

 

これまで裸足走行の最高距離が10キロで、その時は水ぶくれができてそれがつぶれて出血激痛という状態だったので、とにかく足裏のダメージには気を付けました。できるだけ白線の上を走るようにして、極力足裏の消耗を抑えました。

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▲でっかいコーン発見!ここで折り返し!

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▲下り坂の黄色の帯、ドリフト防止かスピード抑止のものだろうけど、これ痛いし!

 

で、話が途中になってた「何がスゴイのか」って話。この「スゴイ」は当然ながら「マラソンはシューズを履いて走るものだ」ということが前提としてあります。もしくは「屋外は靴を履くものだ」かもしれない。
あるべきものがないからスゴイと思うのかというと、そうじゃない。だって、プールで海パン履かずに泳いでいる人をみて「スゴイっすね」とは言わない。いや、その度胸はスゴイけど。だから単純に「シューズを履いてないからスゴイ」わけではないと思う。

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▲折り返しからの長い下り。これも裸足だとキツかった…。写真を見ればわかる、白線の上で撮ってるやん。

 

じゃあ、何がスゴイのか。一般の人が受ける裸足の印象も含めていろいろ考えてみた結果、真冬のオホーツク海でカニ漁船に乗ったロシア人が半袖だったのを見て「スゴイ!」と思ったのと同じ種類ではないかと。つまり、「自分ではようせんしやろうとも思わへんけど何かスゴイなぁ」ということなんじゃないかと。ちょっと京都なまりが入ってしまいましたが、つまり、「手作りのウッド1本でゴルフをする人」とか「カレーしか食べずに悪の軍団と戦う人」とか、そういうくくりでの「スゴイ」のような気がするワケです。

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▲13キロを越えたあたりから始まる宇治川マラソン名物のアップダウン。

 

別にそう言われるのがイヤとかそういう意味じゃなくて、1年そこそこの経験しかない僕の裸足ランがスゴくないのは当然で、ついでにサブ6ランナーだからそれも含めてスゴくない。だから裸足で走るだけでスゴイなんて言われるのは何かやっぱちょっと引っかかる。でもそう考えるなら納得できるかな、という結論です。

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▲背中に丸いデザインがあるTシャツの方にも声を掛けてもらいましたが並走できず…

 

しかしながら、すべての裸足がそういう意味でスゴイと言われているわけではなくて、実際に裸足でいくつもフルマラソンを完走してる人や100キロ完走してる人がいて、そういう人はランナーとしてスゴイ上に裸足で走るスキルの高さがスゴイし、夜のトレイルを70キロも裸足で走り抜けた人なんてスキルはもちろん、足裏のしなやかさとか、人としての根本的な運動能力とかスゴイし、本当にスゴイと言える人達が存在しているということは強く言っておきたい。

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▲2年前、裸足ランナーに颯爽と抜かれたのがこのあたり。今年は多くのシューズランナーに抜かれてしまった。

 

そのスゴさを理解するには、これはどんな世界や業界でもそうだけど、やっぱりその環境に少しでも足を踏み入れてみないと本当の意味でのスゴさはわからないし、それを相手に伝えることも難しいと思う。
ただ、「裸足=スゴイ」という図式はおそらくほとんどの裸足ランナーは思ってなくて、それぞれが何かの哲学やアイデンティティーを持って走ってるんだと思います。僕の場合、まだうまく言えないけど、しなやかに力強く走りたい、そう思って取り組んでいます。本大会、裸足で参加することであらためてそう思いました。

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▲心も脚も折ってしまえとばかりのダメ押し坂。

 

 というわけで、ここまでなんとかペースを保って来た僕の裸足ランですが、ついにこのあたりから失速してきます。足裏は大丈夫だったけど、股関節のあたりが動かない。間違いない100%疲労です。スペックの限界、そういう感じでした。15キロあたりで一度歩きを入れて仕切り直して、あと少しと言い聞かせながら足を前に出していきます。もう裸足とかそういう問題じゃない。

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天ヶ瀬ダムまで戻って来た!あと5キロ!しかし、ここから失速…

 

 宇治川沿いまでは良かったものの、ゴールがある太陽が丘まで続くラスト2キロの登り。ここで完全に力尽きました。ラップは8:00と8:57。もはや徒歩。なんでここでもっと気合いを出せなかったのか。なんでここからが勝負だと思えなかったのか。…前日に録画してる「神の領域を走る」を見とけば良かったと今更ながら思います。

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▲嗚呼、やっとゴールが見える…そんな思いとは裏腹に競技場のトラックって足裏に気持ちいい!

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▲裸足フィニッシュ!

 

結局、2年前の記録2時間4分13秒を約2分下回る2時間6分12秒でゴール。最後の最後に追い込めなかった弱さとその結果である記録更新ならず。これが今回の大会でとても悔しいところ。
だけど、初めて21キロを裸足で完走できたことは自分にとって大きな自信になったし、なにより目標に掲げていたことをクリアできた達成感はいい歳こいて言うことでもないけど、成長した実感があって嬉しく思ってます。

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GARMINでの計測結果。18キロ以降、特に最後の登り2キロがひどい(笑)

 

宇治川マラソン…もう走ることもあるまいと思ってたけど…近いし安いしまたいつか挑戦します。茶団子、食ったるでー!

地形図っておもしろい。っていうか国土地理院スゲーなって話

 

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左足不調でかれこれ3週間走れてなくて、月末の宇治川マラソンを控えそろそろ焦りを感じてきてますが、今月の牡牛座は「焦って動くとカラ回り、まずは足もとを固めてから」ってことだったので、文字通り足もとを治してから動き出そうと思ってます。

とはいえ!
さすがにどこにもいけないとちょっとフラストレーションがたまるので、擬似的に山へ行ったつもりになるよう地図を見てみたり。

で、山へ行くなら地形図でしょ。というわけで、これを機に地形図の見方を調べてみました。トレランするなら覚えておいて損はない、というか覚えとけって話。

地形図はその名の通り地形を記した地図になります。国土交通省国土地理院が発行しており、日本全国を網羅するいわば基本地図。

とくに2万5000分ノ1地形図は詳細まで確認できるため、山歩きなどに活用されてます。ちなみにその枚数4355枚!

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国土地理院が提供している地図閲覧サービス

地形図は大きな本屋さんで買えるし通販でも買えるけど、国土地理院のWEBサイトから見ることもできます。その名も「地理院地図」!かなり詳細までズームできるし、距離の計測や磁北線の表示ができたりとっても便利。

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ジュンク堂の大阪本店にある地図コーナー。引き出しの中に地図が入ってる!

ただし、個人的な目的で使用することはOKだけど、基本的には使用するのに申請が必要です。不特定多数の人が見るブログにアップするにも許可がいるのです。なので今回のブログには地形図の画像は乗っけられません。残念。

さて、この地形図、等高線や小学校の時に習った地図記号などが記されていて、精通した人だとそれだけで現場の状況がわかってしまうそうな。ぶっちゃけ、地形図を読めない僕なんかはGoogleマップの方が簡素で見やすかったりしますが、それでもひとつ大変嬉しい記号が書かれてます。

それは「徒歩道」

徒歩道の定義とは、「道路の幅が1.5メートル未満」で「登山、観光、レクリエーションなどのためによく利用される道路」とのこと。つまり、登山道が記されているわけです。

以前、大文字山で迷子になりかけたことがありましたが、あらかじめ地形図で調べておけばそんなことにはならなかっただろうし、そもそも足を踏み入れることもなかったかもしれない。

もちろん、地形図も万能ではないので以前はなかった道があったり、逆にあった道や施設がなくなってたりするものですが、地形はそうそう変わらないし、地図と現地を見れば自分の能力で行ける行けないの判断はできそう。(な気がする)

何にせよ、道があれば走れるわけで地図を見ながら近辺の山々を見ては走りたいルートを探してウキウキしておりますです。

もうひとつ、知ってよかった記号が「送電線」。地図上に直線的にラインがひかれているのが送電線の記号です。実際の送電線と地図上のラインを見比べることで現在位置の確認もできるし、ラインが折れてるところ(電線の角度が変わってるところ)には鉄塔が立ってるはずなので、より位置を特定しやすいのです。

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僕が山へ行くときはだいたい走る時なので、走れないような山深いところへ行くことはありませんが、地図が読めると「わかる楽しみ」やら、現地へ行って「気付く楽しみ」やらがあって、なんかちょっと得するような気がします。

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▲奇しくも2月号の「ワンダーフォーゲル」が地図読み特集でした。