君は玄米を食べたことがあるか…!?
てめぇらの米は何色だー!!
と、のっけから自分でもよくわからないテンションでスタートした今回のブログ。
実はこの2か月ほど、玄米食を続けている。
以前から玄米に興味は持っていて、過去に2回ほど玄米にチャレンジした。いや、しようとした。
1回目はまだ実家で生活しているころ。
近所の農家さんからお米を購入していたのだけど、両親が健康のため玄米にしようとした時だ。
農家の方が「あんなマズいもんは売れねぇ!」といって、玄米を売ってくれなかった。
ずいぶん昔の話なので、当時は本当にマズかったのかもしれない。
2回目は僕が野菜スープにはまっている頃、炭水化物を抑えながら栄養を摂取するため玄米にしようとした時。
当時は家族からの猛反対を受け断念した。どうも玄米にはネガティブなイメージがあったらしい。
そして満を持しての3回目のチャレンジ。
「玄米はセレブの食べ物ですぜ、奥さん」とか
「米騒動はあっても玄米騒動はないでしょ、平和の食べ物なんだよ」とか
「イーハトーブの虚弱野郎、ケンジ宮沢だって玄米4合食べるじゃん!」とかとか
胡散臭く玄米啓蒙活動をすることで、家族の説得に成功。
まずは5キロの玄米お試し購入にこぎつけた。
▲ウチで買ってる玄米。Amazonで購入。
100%玄米で炊くとさすがに違和感があるので、我が家では玄米と白米のハーフアンドハーフで炊いている。
ちなみに白米は金芽米だ。
いずれも無洗米なので手間も掛からない。
当初、多少の違和感を訴えていた家族だけど、しばらく続けていると、さほどでもなくなってきたようだ。
玄米はお茶漬けとの相性は悪いけど、カレーとの相性は抜群にイイ。
ちょうど近所に無印良品がオープンしたもんで、ある日の昼食に無印カレーを買ってきた。
評判高い無印カレーの美味さに助けられて、玄米の評価が高くなったのも大きい。
こうして我が家では2ヶ月経った今でも玄米食を続けている。
▲農薬の使用状況まで記載されている。よくわからないけど、開示しているのはいいことだ。
玄米の成分や栄養素のことは詳しく書かれているサイトに譲るとして、ここでは僕が実感したことをお伝えしたい。
1. しっかり噛むようになった
玄米は白米に比べて固い。全くもちもちしていない。むしろパスパスだ。
高校生の時、近所の中華料理屋でバイトをしていたのだけど、そこでは焼き飯を8割まで作って冷蔵庫に保存していた。
オーダーが入ったらそれを炒めて味付けして出すんだけど、この炒める前の状態に似ている。
安心してほしい、全く共感を得られない例えというのは言った本人が一番わかっている。
とにかく、しっかり噛まないと飲み込みにくい玄米は噛む力も育んでくれる。
噛む力は動物本来の根源的な生命力につながっている。
つまり、玄米は我々の中の小宇宙を燃やしてくれるのだ。
2. お通じがすこぶる良くなった
これが今回、最大の収穫だったかもしれない。
いっとき、トレラン界隈ではウ○コネタがトレンドだったけど、僕も参戦したいくらいの超便通だ。
野菜スープを飲んでた時も「お通じ良くなった♪」って書いてたから、玄米との合わせ技を使えばどうなることか、あなおそろしい。
アスベル、みんなに言って!玄米を食べる訳を!玄米は便通を良くしてくれるって!
そう、一度出したら、もう誰も止められない…
おトイレは毎朝、大海嘯間違いなしだ。
3. 白米はいつでも食べられる
わしゃどうしても銀シャリが食いたいんじゃ!茶色い米なんてイヤなんじゃ!
という人は多いだろう。気持ちは分かる。
もはや食べることしか楽しみのない僕のような中年親父は一食一食に命を掛けている。
でもちょっと待ってほしい。実は白い米はいつだってどこだって食べられるのだ。
例えば、コンビニのおにぎり。最近のおにぎりはむちゃくちゃ美味い。
そしてお弁当屋さん。僕が昔バイトしていたほか弁は当時からコシヒカリを使用していた。
定食屋だって居酒屋だって、なんだったら給食だって白米だ。
だから家くらい玄米でいいじゃない。
いや、玄米がいいんじゃない。
玄米食の良いところは、特別何かをすることもなく、白米とすり替えれば実践できる手軽さだ。
お値段的にも白米とそう変わらない。
さらに、便通が良くなって身も心も軽くなる、アゴの力が強くなって賢くなる(?)。
というわけで、食事改善を検討してる方は是非とも玄米食にチャレンジしてみてほしい。