右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

【誰が】XeroShoes の鼻緒部分を修理してみたよ【見るねん】

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普段、僕が愛用しているXeroShoesのCloud。

以前は「Amuri Cloud」って名前だったけど、どうやら名称変わったみたい。

XeroShoesには「5,000マイル保証」っていうのがあって、その距離を走るまでに壊れたら60%オフで交換してくれるらしい。

「らしい」というのはサイトが英語なもんでよくわからないからだ。

どうやら現物を送って交換することになるっぽい。日本のユーザーがその対象内かどうかはわかないけれど。

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▲大文字の大の中心。この時、まだヒモは切れてなかった。

普段の買い物や通勤を始め、ランニング、トレイル、川遊びから車の運転まで大活躍のXeroShoesだけど、先日、大文字山を走っている時に鼻緒部分のヒモが切れてしまった。

ソールも擦り切れているとはいえ、まだまだ使えるし5,000マイルにも達していない。

公式に修理を頼むのはよくわからないので(英語だから)、自分で直すことにした。

ちなみに前回XeroShoesが壊れたのは比叡山を縦走していた時。

ヒモを通す穴が切れてしまったので修復不可能だった。

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▲ご覧の通り、鼻緒の部分がブチ切れてます。

国内にどれくらいXeroShoesユーザーがいるかわからないし、さらに修理手順のニーズがあるかわかないけれど、とりあえず記録用に記しておく。

だってXeroShoes履いて走ってる人ってこれまで一人しかみたことないもの…。

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▲輪っかの片方だけ切れたので何とか履くことはできた。

これまで山の中でワラーチのヒモブチ切れ事件は2回。いずれも自作ワラーチだったけど、その時は何とか応急処置で対応した経験がある。

今回はソール部分でヒモがくっついていたため、不安定ながらも履いて下山するのに問題はなかった。

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▲この部品がジョイントになって2つのヒモをつなげている。

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▲ジャーン!これがリペアキットの鼻緒部分。部品込みで入れ替える。

いつずやかに勢いで買ったXeroShoesのリペアキット。今、公式のオンラインショップを見ても置いてないから売れなかったんだろうな。

よもやそれを使う日がくるとは。

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▲まずはヒモを抜かないといけないので、ストッパーを外す。

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▲マイナスドライバーを使って開く。結構カタい。

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▲ベルト部分を外し、こんな感じに。赤いヒモをジョイントから抜いておく。

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▲裏側から鼻緒部分を抜き取る。ソールがツルツルやないか…。

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▲パーツを抜き取った状態。ここから新しい鼻緒パーツをつけていく。

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▲しかし、このパーツをあの穴に入れるのは無理ゲーな気がする…

鼻緒の穴は思いの外、小さい。ゴムなので伸びるとは言え、小さい。

考えてた結果、先に赤いヒモを通して表側から引っ張ることに。

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▲先に赤いヒモをジョイントに通して引っ張る作戦でいく。

赤いヒモの先端にセロテープを貼って穴を通す。ソールに通すのは問題なかったが、ジョイントパーツに通すところで難儀した。

ドライバーで押し込んだり、ペンチで引っ張ったり、それはもう力技で乗り切った。

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▲なんとか通った…。赤いヒモをもう一度手前側に通さなきゃ。

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▲細いドライバーなんかを使って何とか押し込む。

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▲そして前から引っ張る!ジョイントが出て来た!これ、かなり力いる。

ヒモを引っ張ってジョイントを穴から出す。下手すると穴がちぎれるんじゃないかというくらい引っ張らなければならない。

もう片方の手で穴を広げながら慎重に引っ張り、無事にジョイントを通すことができた。

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▲後は、もう片方をお手本にヒモを通していく。

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▲ベルトに通して元通りの状態に。

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▲ただ、ストッパをはめるのが一苦労。結局ペンチを使って閉めた。

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▲長さ調節をして足にフィットさせる。

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▲できたー!!しかし全体的に汚いな、おい。

実は左足のヒモもほつれてきていたのだけど、ちょっと疲れたので今回は右足だけ修理した。

他の部分もいつどうなるかわかならいし…。

修理したXeroShoesは今も問題なく使っている。僕はこのサンダルを結構気に入っていて、その感謝の気持ちを公式に向けてつぶやいた。

しかし、いまだに何の反応もないのは僕の英語が意味不明だからだろうか…?