1円で買ったLAD WEATHER RUNNING MASTER を使ってみたレポ
先日、フォロワーさんからの情報でランニングウォッチが1円で購入できるということを知り、思わず飛びついてしまった。
購入条件は「使用した感想をSNSに投稿する」こと。限定10名ってことだったけど、結構な人が購入できているようなので、たぶんそういうプロモーションなのだろう。
対象となっていたのは LAD WEATHER のランニングウォッチ、 RUNNING MASTER lab001だ。
定価は10,800円、現在ヨドバシドットコムでは3.980円で売っている。
今回はこのランニングウォッチの試用のため鴨川沿いを20キロほど走ってきたのでそれをレポートしたい。
機能、装着感など
「ランナーに必要な全てが入ったランニングウォッチ」と銘打っているのだけど、正直、物足りない人には物足りない。
例えばGPSがないし、心拍も計れないし、スマホへのデータ転送もない。自動でキロペースも測れないし、高度上昇もわからない。
残念ながらスマホの計測アプリの方が性能的には良いかもしれない。
ただ、距離、時間、消費カロリーは計測できるので最低限の機能はそろっている。また「目標モード」で目標移動距離を設定し、残りの距離、時間なども表示が可能だ。
そう考えるとランニングを始めた人向けの入門編のような気もする。軽いし。
そう、本体は非常に軽い。公式では31gと書かれていたけど、腕へのフィット感などを考慮すると、装着感はほどんど気にならない。
憂慮すべきはベルトがやや短いということだ。手首が太い人はちょっとキツいかもしれない。
▲装着した感じ。腕毛がすごくて時計のデザインが入ってこない。
視認性はまずまず。表面が反射するので多少見にくい時もあるけど、一番大きな文字は問題なく確認することができる。
これは個人的なことだけど、計測がスタートすると右上にランニングマークが表示される。しかし、これが非常にわかりづらい。
場合によっては時計枠の影になって見えないこともあるし、一目見て計測中かどうかを理解できるような画面であればなお嬉しい。
▲人が走ってるシルエットが表示されるのだが、ちょっと小さい。
距離と時間の計測など
とはいえ、一番重要なのはちゃんと距離を測れるのか、時間を測れるのかということ。今回はそれを検証してみた。
lad001は走行時の歩幅を設定して距離を測定する仕様になっている。なので事前に自分のデータを入力しなければならない。
僕は最初、歩幅を80センチに設定した。GARMINでの1キロと比較すると、思いのほか距離が足りないようなので、90センチに変更。だけど、それでも短かった。
自動計測ができるので50m走って歩幅を出したら1m9㎝という結果。股下75㎝の僕の歩幅が1.09mもあるとは到底思えないが、とりあえずそれで走ってみた。
▲久々の鴨川沿い。今日は天気良いし気候も良いしええ感じやわ。
左手にLAD WEATHER、右手にGARMINを装着して走る。1キロごとにラップをとってGPSでの距離、時間と比較したのが下記の表。
LAD WEATHERでの計測距離、走りはじめは1キロを切っている。これは調子よく走っていて設定した1.09m以上の歩幅で走っていることをあらわしている。
それが5キロを過ぎたあたりから逆転し、以降はもっと短い歩幅であった。結果的にGARMINでの歩幅は1.03mと計測されていたので、間違いではないようだ。
結果を見ると、4キロ、5キロ、17キロでの距離計算がおかしなことになっている。
計測時間も大きく異なる結果が出た。距離の合計はほぼ誤差の範囲だが、時間についてはキロペースで8秒ほど速くなってしまった。
誤差と思えば誤差かもしれないが、やはり途中経過での計測に差がでているのが気になる。手動でラップを計っているので、ある程度は仕方ないか。
▲紅葉、落ち葉、すっかり秋。
結論として、トータルでの計測結果は問題ないのかなと思う。
あとは電池式なので計測時間も長い。僕が使ってる充電式のGARMINでは6~7時間が限界だと思うので、それ以上の時間を要する時は重宝するだろう。
ただ計測できる最大距離が99キロ…。誤差を含めて120キロくらいまで測れたらよかったのに。
ちなみに今回のモニター募集はこちらのサイト。
現在はAmazonのページに飛んでもリンクが切れている。在庫も切れたんだろうな。