右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

いかるがの里・法隆寺マラソン 完走の記録

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2018年2月11日、奈良県斑鳩町で行われた「第47回 いかるがの里・法隆寺ラソン」に参加しました。走ったのはハーフマラソン。スタートが12時と遅い時間だったのでかなり余裕を持って家を出て10時30分には会場入り。ゆっくり準備しておにぎり2個食べてスタートを待つ。

今回、初めて法隆寺ラソンに参加したわけだけど、感想としては風が強かったことと、足裏が痛かったことの2点。

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▲体育館で受付を済ませ準備する。ここで荷物を預けることができる。

僕は裸足で走ったわけだけど、本大会はアスファルトのコンディションが良いとは言えない状態。とくに後半、10キロ過ぎての農道コースは路面がガレガレでさすがに減速せざるを得なかった。

ゴール後、足裏をチェックすると案の定、怪我をしている。右足母指球に小さな血豆、薬指出血(これは走る前から怪我してた)、左足親指に血豆(前からあったものがつぶれて逆にキレイになった)、そして不覚なことに左足カカトに大きな水膨れができてしまった!

f:id:iparappa:20180212090449j:plain▲スタートは目標タイムごとに並ぶ位置が決められている。僕は2時間以内のところへ。

これが何を意味するかというと、カカトに負担が掛かる走り方だった、つまりミッドフットから足裏のバネを使う裸足に適した走り方が出来ていなかったことになる。

路面の悪さもひとつの原因かも知れないが、それよりも後半バテたことで走り方が雑になったこと、このペースでは足裏に負担が掛かるレベルだということが露呈したのだ。これについては自分のスキルがまだまだなのだと肝に命じたい。

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▲見渡した限り、裸足もワラーチの人もいなかったように思う。

最初の5キロは小高い丘と住宅街を走り抜けるアップダウンのあるコース。スタート直後ということもあって、登り坂もグイグイ走る。というか、宇治川ラソンに比べたらもはや平坦

ただ、道幅が狭い。住宅街は4、5メートルほどある感じだけど(それでも集団で走ると狭い)、貯水池近辺は3メートルないようなところも。

しかも最初の給水の手前で野道に入るところがあって砂利が痛かったりぬかるんでたり。この辺りから裸足に優しくないコースかもと思い始める。結果、その予想は的中した。

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▲今回、走ってる途中に写真を撮らなかったので、帰りに寄った法隆寺の写真をご覧ください。

最初の給水で6分のペーサーをかわしたので、ここまでそこそこのペースで来ているのがわかった。スタート前、なかなかGPSが認識せずそのままスタートしたのでタイムは参考程度になるだろうと。だからそれに一喜一憂するのもなと思ったので、マラソンの大会ではめずらしく結局ほとんど時計を見ることはなかった。

8キロ過ぎ、ついに長いガレた路面が現れた!結構痛い!幸い路肩に石畳があったのでそこを走って乗り切る。嗚呼、これは痛いわ。こんなのが続くとヤバイかも。

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そこからスタート地点のスポーツセンター前を通って後半の田園ゾーンへ。しばらく大きな国道を走るわけだけど、意外なことにここのアスファルトが粗い。車道はツルッとしたアスファルトが多い印象だけど、まさかのザラザラ路面。走れないほど痛くはないけど、出来るだけ足裏を消耗しないためにも白線の上を走る。そしてたまに小砂利を踏んで痛い。

竜田川近くまで行ったら民家を抜けて農道へ。途中、誰の家の敷地やねんみたいな場所を通り抜けたり、地元の人しか知らないような小道を抜けたりと、よくぞコースにしたな!と思う道を走る。路地裏の鬼ごっこ感があって楽しかったけど。

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ここらかの田園ゾーンは遮るものがなく景色はいいけど風がすごい。風が強く吹いている、っていう小説読んだことあるなと不意に思い出す。箱根駅伝のお話だけど、思い出したところで僕の足が速くなるわけじゃあない。

しかも路面はどんどん荒れた場所が多くなる。痛くてまともに走れない。じゃあ裸足で走るなよ、ってなるから全然平気感を出してポーカーフェイスで走り続ける。

途中、小学生たちが学校の前で集団で応援していた。「裸足や!」誰かが叫ぶ。ここぞとばかりに「子供たちー!」と近寄ってハイタッチしながら通り過ぎる。すると元気になるからあら不思議。ちょっとの間だけやけどな。

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JRの線路をくぐり折り返す。相変わらず風が強い。強風の逆風の中、ついに現れた「あと5キロ」の看板。ここらで脚が重くなってくる。来た…先行失速型の典型的症状!それでも風に抗いながら、悪路に悲鳴を上げながら進んでいく。(この時はもう我慢出来ず痛いー!と悪態ついてた)

コースの見通しがいいから進むべき場所にランナーが見える。小さく小さく見えるのでかなり遠く感じるけど、武庫川ユリカモメの時ほど絶望的じゃない。だってあと5キロもないんだし。だけどこの辺りから後続の選手に抜かれ始める。

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残り3キロ、荒くれ路面の車道に出た。緩やかな登り。なかなか前の選手に追いつかない。ここでまさかの給水!ポカリを一口。あと2キロ、しばらくいくと10キロの選手と合流して道が渋滞気味になる。

最後はやや登りが続く。その時、沿道から「50分切れるでー!」と声が聞こえた。マジか!じゃあ切る!そう思うと不思議なことに足に力が入ってくる!登りを抜けてさあ平坦!今や!スパートや!

と思った瞬間、「裸足っすか〜」と後ろから声を掛けられる!ここで!?なんで今!?「地元の方ですか?」おじさんが気さくに話し掛けてくる。「いえ、京都です!」スピードを上げながら答える。「ほぉ、京都!京都やったらほら、誰かいな、裸足の人いるやろ?えっとなんやったかいな…」「すんません、僕だいたいひとりで走ってるんで…」問答しつつも足を速める。そこにまた別のおじさんが「裸足や!アベベや!がんばれ!」と間の悪い応援。すかさず隣のおじさんが「アベベて!年齢的に知らんやろぉ?」と反応。もうゴールはすぐそこ、すまん、おじさん、「そっすねー!」と言い残しラストスパート!

最後の最後で今日一番たくさんランナーと話をしたけど、何とかゴール。結果は1時間50分28秒、見事PV達成!2時間切れてちょー嬉しい!
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▲やったぜ、PV!路面に負けずよくがんばった!

しかしながら反省点は最初に書いた通り。タイムは嬉しいけど足裏の状態と相殺して複雑な気持ちというのが正直なトコロ。そんな感じで初参加の「いかるがの里・法隆寺ラソン」は無事終了。次も裸足で…と思えるくらい裸足スキルを鍛えたい。

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ハーフや10キロの大会に行くと、これが初めての大会っていう人をたくさん見かける。僕もハーフ出場が初めての大会参加で、当時は関門大丈夫かなとか補給大丈夫かなとか不安がすごく大きかった。

今、ハーフの距離なら関門時間も気にせず走れるくらいにはなったけど、そんな人たちを見かけると、あの時の気持ちを思い出すというか、己を顧みるきっかけになっていると思う。ハーフを走ると謙虚になれる、これからも時折ハーフマラソンには出場したい。

f:id:iparappa:20180212101735j:plain▲ラン後は近くのファミマでどら焼き。一息ついてから法隆寺へ! 

今回、JR法隆寺駅から会場の「すこやか斑鳩・スポーツセンター」まで歩いたわけだけど、だいたい20分くらい。僕は途中寄り道をしたので30分くらいで到着した。シャトルバスも出てるけど、全然歩ける距離。

f:id:iparappa:20180212094703j:plain▲途中にあった「伊弉冊命(いざなぎのみこと)神社」

f:id:iparappa:20180212092538j:plain▲ここで完走を祈願した。思ったより狭いな、境内。

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▲神社の北側にある古墳にも寄ってみた。

f:id:iparappa:20180212094845j:plain▲なんてことない、ただの丘。

今回、ちょっと気になっていた「業平姿見の井戸」。業平とは在原業平(ありわらのなりひら)のこと。そうです、「ちはやぶる~」と歌った百人一首のあいつです。

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▲会場入り口近くにあった業平姿見の井戸。弘法大師が掘った500番目の井戸とも。

f:id:iparappa:20180212095537j:plain▲人ん家の裏庭感ハンパねぇ。

どうでもいいけど、斑鳩といえば「いかるが牛乳」。僕が子供のころは小躍りする牛のキャラクター(かるちゃん)が描いてあるコーヒー牛乳とかよく飲んでいた。
かるちゃん
斑鳩町まで行ったなら飲むしかないでしょ!と思って探してみたが見つからない。地元スーパーで聞いてみてもリンゴジュースとオレンジジュースしかおいてないとのこと。

どういうことか調べてみたら、そもそも「いかるが牛乳」の会社は大阪にあってどうやら斑鳩町とは関係ないっぽい。さらに「いかるが乳業」という会社も存在するんだけど、こちらも地名とは無関係だそうな。なんじゃそれ。