右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

ホームマウンテン、大文字山を紹介してみる <5>

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大文字山登山口近くにある毘沙門堂、紅葉の季節は写真を撮るためたくさんの人が訪れます。「そうだ京都行こう」のポスターにも採用された勅使門前は人だかり。11月26日はイベントもあってとても賑わってました。ちなみに写真は先週、早朝のもの。

その毘沙門から琵琶湖疎水を西に向かうとトンネルがあって、そこからも大文字山へ入ることができます。今回はそのルートから七福思案処を経由して頂上へ向かいます。

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▲琵琶湖疎水の第2トンネル。この向こうには日本初のコンクリート橋があります。

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▲広場の端に登山口発見。

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▲H0の看板が目印。ここをずっと進んでいきます。

川のせせらぎにそって気持ちいいトレイルを進んでいきます。夏はこのあたりでむちゃくちゃデカい虫取り網を持った人によく出会ったんだけど、何採ってんのかしら。

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▲しばらく行くと小さな丸太橋。右へ行くと毘沙門方面へ。今回は橋を渡って左へ。

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▲ここでちょっとした急登あり。

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▲登りきるとG5の立て札。落ち葉がたくさん。

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▲道が分かれてますがこれは右へ。左は何か関西電力の施設がある。

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▲さらに進むと赤い横断幕。そうです、ここが七福思案処です。

ここから京都一周トレイルに合流、大文字山を登るメインのルートになります。ここへは南禅寺方面や蹴上(けあげ)方面などから来る人が集まる場所で、ベンチもあり少し休めるようになってます。以前、新島襄のお墓を探してここまで迷ってきた中年夫婦に会いましたが、まあいろんな人がやって来ます。

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▲七福思案処の道標。確かに思案したくなるほどルートが多い。

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▲少し登るとシダの道があって…

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▲ここから岩場ゾーン!

さっきまでの雰囲気とは一変して、ゴツゴツした岩や石が突き出すルートを通ります。裸足スキルの低い僕にはなかなかの難所。前回、裸足での下りの途中、ここでギブアップしてワラーチ履きました。

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▲赤い岩場も通ります。傾斜もあるし、かなり痛い。

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サーフェスはこんな感じ。エッジが効いてる箇所は特に痛い!

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▲岩場ゾーンを抜けると次は木の根ゾーン

岩盤が固いところでは、こんな感じで木の根が地表に出てくるそうな。大文字山にはこういったところが結構あります。東山にはホルンフェルス層といってマグマの熱を受けた硬い変成岩があるそうなのでその影響かもしれませんが、詳しくはわかりません。

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▲木の根をズンズン登っていきます。

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▲ここもやっぱり痛い!

大文字山は歩きやすいところもあれば岩あり川あり木の根ありと見た目も路面もバリエーションに富んでいるし、低山なので普段着でも全然登れる手軽さが楽しい山だと思う。ルートも多いし、最終的には火床があって達成感あるし眺めもいいし、紹介しながらあらためて素敵な山だと思う。

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▲木の根ゾーンを抜けたら清々しいトレイル。

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▲山というより森のような走りやすさ。ヒャッホイ!

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▲途中、左手に京都市内を臨めるスポットあり。

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▲このあたりは優しい路面。サクサク進む!

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▲足裏も慣れて来たのか、痛みもなく何かちょっと自然と一体感できてる風。

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▲ちゃんとルートが示されているので迷うことはない。

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▲岩場ゾーンその2!

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▲痛くなさそうなトコロを選んで登っていきます。でも痛い!

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▲さらに、木の根ゾーンその2!

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▲ここもポイポイ登ります。でもやっぱ痛い!

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▲ついに林道に出た。左に伸びる道はずっと東の方まで続いてます。

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▲さっきの道を右に行くとこの標識。山頂までもう少し!

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▲階段を登ってさっきの林道を横切ります。

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▲出た!いつもの四つ辻!

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▲頂上に到着!天気いい!

自宅を出てから1時間ちょっと。距離は約6キロ。思ったより順調に来たので、いつも休憩する山頂をスルー。このまま火床へ向かいます。ここから火床までは下りがメイン。裸足で下るのがむちゃくちゃ苦手なので練習の意味もこめて。

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▲大量の落ち葉がたまっていてフカフカ。気持ちいー!

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▲A17の標識を見て進みます。このあたりまではまだ下りも大丈夫。

火床到着までに、ちょっと石が多い区間があって一度往生した記憶があるのですが、今回さらに難儀なことになってました。落ち葉が多すぎて地面の状態がわからない!落ち葉が石を隠すカモフラージュの役割をしていて着地したら石!みたいなことが多発地帯!

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▲見た目は変哲もないけど、裸足には地雷原のごとく…

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▲わかりにくいけど、こんな感じで落ち葉の間に石ころ。

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▲しかもこの下り!マジか!

普通に歩いても普通に痛いし。全然、大地に信頼されてないし。痛ってー痛ってーと思いながら進んでいるうちに右カカトで思いっきり石を踏んでしまい飛び上がるような激痛!気持ち的には攻めの姿勢だったけど、見た目は乙女のようにへっぴり腰で下っていきました。結局、右カカトには内出血あり。しばらく消えないやろな…。

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▲やっと来た!火床に通じる階段!向こうには京都市内!

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▲紅葉と一緒にパチリ。この後、ワラーチ履いて帰りましたー。