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右足の幅がFでした。

サブ6ランナーかく語りき

逢坂山から音羽山を越えて醍醐へ <後編>

トレイルランニング ランニング

 

音羽山山頂からの続き。ここから滋賀県石山寺へ抜けるルートがメインですが、今回は醍醐の方へ向かいます。秀吉が花見フェスを開催した醍醐寺がゴール。

 

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▲まずは牛尾観音を目指します。

 

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▲途中、膳所駅に抜ける道も。このコースはエスケープできるとこが多いかも。

 

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▲ここで石山方面と牛尾観音方面へ分かれます。

 

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▲パノラマ台に行ってからでもよかったけど天気もいまいちやし…

 

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▲極小のルート案内が!でもわかりやすい。

 

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▲少し狭いトレイルを下ります。

 ここから淡々と下って行きます。木の根がたくさん出てるけど、それほど急な下りでもないのでサクサク進みます。途中、Tシャツ・チノパンの男性二人とすれ違う。どこから登って来たのか、かなり汗だくでした。

 

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▲下りきったら看板あり。

 

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▲眼下には牛尾観音!

 

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▲本堂はこんな感じ。

 

牛尾観音はむかし「清水寺奥の院」と言われてまして、正式には法厳寺(ほうごんじ)といいます。清水寺にある音羽の滝の「音羽」は、この音羽山が由来だそうで。空海先生や坂上田村麻呂がやって来たり、大石内蔵助が討入り成功の祈願に来たり、なかなか魅力的な歴史を持ってる牛尾観音ですが、「金生水」という湧き水も有名。

賢心法師(延鎮)が行叡仙人からの夢のお告げで金色の水を探しに行くというのがことの始まり。木津川、宇治川山科川音羽川とさかのぼってみたところ、ここの岩間で湧水を見つけたのがこの金生水だそうな。

 

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▲今はなぜか蛇口がついてる。空いたペットボトルに入れておけばよかった。

 

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▲この先で滝行もできてしまう。要予約!

 お寺の話になると長くなるので今回はこのあたりで。ちなみに近くには天狗の足跡が刻まれた岩もあります。古いお寺だけに逸話はいろいろあるけど、いかんせん派手さに欠けるとこがありまして…。静かに想いを馳せるには良い場所かも。

 

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▲牛尾観音に続く階段は竹でできてる。

 

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▲下ると広場に出てきます。ここが「桜の馬場」というところ。

 

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▲こちらは通れません。なんか市の施設があるそうですが。こういう所には近づかないのが吉。

 

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▲右へいくと下山します。今回は左の橋を渡ってさらに奥へ。

 

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▲2、3年前の台風でこのあたりは大変なことになってたけど、今はもう大丈夫。

ちなみにこの山は牛尾山といって地元の人にはおなじみの山。小学生が遠足に来たり、家族連れがBBQをしたり。さっきの牛尾観音の話もあるけど、もうひとつ有名なものがあって、それがこの「ミドリセンチコガネ」という昆虫。「オオセンチコガネ」という種類だけど、牛尾山産のものは緑色なもんで全国的にも有名らしい。その世界では…。

 

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▲牛尾山産の「ミドリセンチコガネ」。京都の科学センターにある標本。

 

さて、ここからは道幅が狭く、川も流れていたりでちょっと通りにくいルートになります。 僕はワラーチだったので川もジャブジャブ横切りましたが、常に湿っているような場所なのでスリップには要注意。

 

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▲これまでとはうって変わってなかなかワイルドなトレイル。木が倒れてるのは台風の影響かしらん。

 

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▲この木の橋、ヤバいぜ…。

この先はずっと川沿いを走りますが、ちょっと不思議な雰囲気。大げさに言うと、何となく後ろに人がいるような感じ。たぶんちょっと湿度が高いとか、さっきより幾分薄暗いとか、ひやっとした空気を感じたとか少しの変化なんだろうけど、明らかにこれまでとは違います。この辺りで田村麻呂が鹿を狩りしてたのかとか、賢心さんが水源を探してたのかとか想像するとちょっと楽しくはありますけどねー。

 

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▲道が崩れてる。右手からロープをつたってわたります。正面にはあの極小道標が。

 

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▲高塚山の方へ向かいます。

 

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▲左右両方いけそうな分岐がありますが、最終的には同じトコへ出るのでお好きな方へ。

 

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▲バンクのルートを上りきると四つ辻に出ます。

 

f:id:iparappa:20160707010348j:image▲パノラマ写真で紹介。一番左のルートが高塚山、白い標識の向こうが上ってきたバンク、右のルートが横嶺峠へ続く道。

以前、醍醐寺から横嶺峠までは行ったことがあるので、今回は高塚山を経由して醍醐寺まで下りました。ルートマップでは高塚山の三角点があるはずだったけど、いつの間にか通り過ぎてしまっていたみたい。

こちらの下りは結構大きな石がゴロゴロしていたり、岩肌が見えていたりでちょっと注意が必要。疲れが足にきていたこともあってか、2回ほど石を蹴ってしまった。痛い。このあたりから地元の人やハイカーともたくさんすれ違いました。横嶺峠を経由して醍醐寺に下りてくるのかしら。

 

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▲途中、広い下りでルートが良くわからなくなることも。とりあえず下る!

 

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▲下りきった先には長尾天満宮が。現在、改築中。

 

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▲長尾天満宮を抜けるとすぐ醍醐寺の仁王門。

足元に気を付けながら走ってると下りはあっという間で、今回の目的地である醍醐寺に到着。ここまでで約16キロ。500mlのダカラを買って、あと2本残っていたカロリーメイトを食べながら休憩。

今回のコースだと音羽山へ登る階段が一番キツかった…。でもそれ以外は難易度低めで、バリエーションもあったり、ほとんど人ともすれ違わなかったし、個人的には楽しめるトレイルでした。

この後、グダグダ走りながらも家まで5キロ追加して、ハーフでフィニッシュ。

結局、持参した水1.5リットル、ダカラ2本、ラン後にプロテインを溶かした水500mlを飲んで摂取した水分は合計3リットル。…もう少し抑えられたらいいなぁ。