山科方面から小関越え、三井寺へ
僕が住んでるところは北、東、西と三方が山に囲まれてるので、
トレイルランをするにはめぐまれた場所だと思う。
だけど、だいたいいつも大文字山へ行くことが多いので、
今年はいろんなルートを開拓したいと思ってマス。
というわけで、今日は京都から小関越えで滋賀県へ。
山科駅の北側を流れる琵琶湖疎水を東へ行くと
小関越えの入口があります。
▲入口最寄りのローソン。必要なものはここで購入。
▲ローソンから北へ少し進むと道路わきに立て札が。
▲ 立て札から一筋めを右に。川沿いを進みます。
▲右手に藤尾磨崖仏(ふじおまがいぶつ)
磨崖仏は横長の花崗岩に15体の像が彫られたもの。
残念ながら拝観は完全予約制(人員不足のため、らしい)
▲しばらく行くと高架が出現。
▲右の石畳がスタートのしるし。看板を拡大してみると…
▲こんな感じ。峠までは約1キロ。
▲道中はコンクリの道路と竹林。ちょっと暗い。
さすがに車は通れないけど、途中、
バイクに乗った人、自転車を押してる人とすれ違う。
▲お!石畳。ここが峠のゴール!前は車道。
▲振り返って看板を確認する。
▲地図を拡大。左下に向かって車道を下れば小関越え完成!
▲途中のお地蔵さん。大量の空き缶が物悲しい。
ここまでくれば道なりに下っていけばいいだけ。
あっという間の峠越えだったけど、左手に何やら入口発見!
▲ハイキングコース入口と書いてある。これは行くしか!
▲こんな感じでジメっとしたトレイルが続いてる。
進むとすぐに分岐があって「三井寺」と書いた看板が。
どうやらこの山は三井寺の所有みたい。
▲右手を登ると三井寺へ。ここは左へ進んでみる。
▲さらにトレイルを突き進む。上りだけど急ではなくいい感じ。
その時、ちょうど上から散歩中の男性が下りてきたので、
「どこへつながってるんですか?」と聞いてみる。
すると、
「僕も知らんねん。途中まで行って引き返してきたわ」
とのこと。
道幅は結構広い、と言っておられたので、
とにかく行けるところまで行ってみようと思ってさらに進む。
すると突然、目の前の道が緑一色になりました。
今週の雨で雑草が急に育ったのか、それともあまり人が通らない道なのか。
山の中でこんな景色は初めて。
▲向こうの方までずっと緑!
▲足元はこんな感じ。よりによって緑のランパン!
いくつか緑ジュータンの区間があって、そこを抜けると
いかにも山道って感じのコースを進みます。
▲こんな細い道も通ります。
コースのいたる所にある注意書き。ここはやっぱり
実はこれまでにもいくつか分岐になるポイントがあったけど、
ずっとこの看板が出ていない方へ進んできました。
▲いたる所で見つけた注意書き。
ここでまた左右へ分岐。決してわかりにくいルートじゃないけど、
やっぱり初めてのコースは必要以上に注意してしまう。
▲わかりにくいけど左右に道があります。
左の道はさらに二手にわかれていて、ひとつは大文字方面。
おそらく如意ヶ嶽(にょいがたけ)を経由して雨社に出るのかな。
今度、このコースを行ってみたい。
もう一つは奥藤尾。ルートは違えど、要は戻ることになりそう。
▲まずは左側。いくつか看板が立ってる。
▲こっちへいくと僕らの大文字。
▲もうひとつは奥藤尾。
そして右側の道は…
▲こちらも二手に分かれてる。
片方のルートに看板があるので、必然的に右ルートへ。
今思うと左ルートでもよかったかも。
右のコースを下っていくとすぐにダムらしきものが。
何か、「こんなとこ入っていいの?」感がすごい…
▲ダム!?左の細い道を進む。
▲ちゃんとした階段があるから通ってもいいとこなのだろう。
トレイルを走っていると、「ここであってるかな?」とか、
「ここ通って怒られないかな」みたいなルートって結構あります。
閉鎖ゲートの内側に出てきたこともあるし、
ゴルフ場のクラブハウスの裏手からトレイルに入ったことも。
トレイルランのあるあるのひとつですね。
最終的に今回のルートもそれに該当してしまいます…。
ダムを過ぎるとまた分岐。上りと下りの道があると、
高い確率で下りルートを選んでしまう(笑)
上りルートを選んでいたらもう少し遠くまでいけたかもしれない。
ここも次回の宿題。
▲結局、右ルートを進むことに。
▲左手に墓発見。もう少し先に墓地がある。
写真は「田代證真上人」のお墓のようだけど、
どういった人なのかはよくわからない。
いくつかお墓を通り過ぎるとお店のノボリなんかが見えてきます。
人里へ帰ってきた、という感じ。
トレイルの出口付近に何やら立て札が立っているので、
振り返って看板をみると「立入禁止」の文字が!
どうやらここは三井寺の境内で、山へ続く道だったらしいです。
▲振り返ると立入禁止…すんません…
▲現在位置からずっと西(地図では上)の途切れたトコロから出てきたみたい。
今回はとりあえずここまで。
距離的にはとても短かったけど、新しいルートを走るのは楽しい!
帰りは東海道自然歩道から逢坂山に出て山科へ抜けました。